灰色熊のススメ・・・その4
2010年5月18日 灰色熊の冒険 コメント (13)その1 http://bantman.diarynote.jp/201005182227066712/
その2 http://bantman.diarynote.jp/201005182227127754/
その3 http://bantman.diarynote.jp/201005182229359486/
引き続きカードの解説です。
対熊用の除去ですが、このカードの場合追放領域は使いません。ユニットはホーム、それ以外はこの呪文のコントローラーの墓地に置きます。
宣戦布告で倒されそうな自分の熊に打って、手札奪取を回避しつつライフを得るという使い方も。
インスタント除去は非常に強力ですが、このカードの場合ライフロスという痛いデメリットが設けられています。例えば甲鱗のワームにこれを撃つと、マナコスト8分のポイントを得るのに対して6点のライフを失いますから差引+2とあまり得をしません。メリットとデメリットのバランスの取れた優良スペルです。
ソーサリーではありますが、2つの対象を一度に焼ける強力な呪文です。これで他のユニット2体を焼こうものなら悪役決定です。
イラストもフレーバもなかなかにブラックでシュール。
インベイジョンの元祖分割カードです。唱える際にどちらか一方のカード名を指定すれば、そちらの持つ効果を発揮します。このゲームでは実質恐怖+対抗呪文として使えるので、他のどのカウンターよりも強力です。
このゲームでは呪文を唱える際のマナコストは不要ですが、キッカーコスト分は+1/+1カウンターで支払う必要があります。キッカーしたところで対象に取れる呪文に制限があるため打ち消しとしては弱い部類に入りますが、それでも除去を打ち消したり他のカウンターを打ち消したりと器用な働きをしてくれます。
通称マローアーマーと呼ばれるオーラです。ユニットがマローを超えるサイズになってしまうのですから凶悪極まりない効果です。これがあるためにエルフの抒情詩人が活きるといっても過言ではないくらいです。これを見かけたら他のプレイヤーは全力で対処すべきです。
浄火の鎧には遠く及びませんが、こちらは戦場に出たときに1ドローができて手軽にアドバンテージが取れる便利なオーラです。これが初手にあると、1/1のユニットがグッと使いやすくなります。
普通に使うと巨大化+αですが、この呪文はピッチスペルなので敢えて代替コストを支払って唱えたことにするということもできるようにしています(森をコントロールしている場合、という条件は無視します)。対戦相手がライフを得るのでいたずらにアドバンテージを失ってしますように思えますが、これでライフをプレゼントすることでそのプレイヤーが味方になってくれるかもしれません。
現代から懐古厨の世界に逆タイムシフトしてきた呪文ですw効果は非常に強力で、唱えたターンは戦闘で負けることがほぼ無くなります。さらに絆魂により一気に大量のライフが稼ぐことができます。移動先のマスからクリーチャー以外のものがめくれた場合を除きますが・・・
先述の通り、裏向きのマスを一つ破壊します。自分で伏せた甲鱗のワームを破壊するのが定石です。
MTGでは敬遠されがちなライフゲインですが、このゲームではライフが勝ち点となるためそれなりに有用です。この呪文は1ドローもつくためかなりお得な効果と言えます。
物知りフクロウ同様、ライブラリートップを弄る効果は嫌らしいです。ただし索引の場合、裏向きのマスからめくれるとそのままではトップのカードを手に入れることができないというデメリットがあります。
一見よく分からない効果ですが、つまり「俺はコイン投げに○連勝できる!」と宣言して、宣言通り○連勝できれば○の倍のカードが引ける、ただし一度でも負けたらドローは無し、ということです。勝率を考えれば「1」を指定するのが無難なところですが、「3」とか「4」を指定してうっかり勝ち進んでリーチがかかったりすると結構盛り上がります。
他のカードでも何度か説明しましたが、他のプレイヤーの手札を捨てさせるとそのカードは呪文や能力のコントローラーの墓地に置かれます。
手札破壊の中でもこれは選んで墓地に落とせるので極めて強力です。狙うのはもちろん甲鱗のワーム。
手札から使ってもアドバンテージの全く取れないダメダメスペルです。逆にマスに伏せることで、次にめくったプレイヤーの手札を削ってアド損をさせるという使い方ができます。
トリッキーな使い方ができる呪文です。この呪文は唱えるための追加コストとして、ユニットの生け贄を要求します。生け贄に捧げた自分のユニットが成長していればいるほど効果は大きくなりますが、乗っていた+1/+1カウンターやオーラが全部外れてしまうため、アドバンテージの損失も比例して大きくなります。宣戦布告された時や除去の対象にされたときに対応して使うのがいいでしょう。
もう一つの使い方として、マスに伏せておくととんでもないトラップになります!めくったプレイヤーが呪文を使うことは強制ですから、これがめくれると自分のユニットが有無を言わさず生け贄に捧げられてしまいます。生け贄なので再生も不可。酋長にカウンターがいくつも乗せて打ち消しも構えて安心していても、これを踏んだらサヨウナラです。伏せた本人はラノワールのエルフを使って避け続ければOK。3人プレイで1人のユニットが成長しきって再生もできるときに、これを使えば50%の確率で罠にはめられるので結構有効です。運悪くもう1人の方が踏んだ場合は、ご愁傷様です。
カードの解説は以上です。
ここまで読んでくれた方は少ないかと思いますが、お疲れ様でした。
今回紹介したデッキは古いカードばっかりでしたので、最近のカードでデッキを組むにはちょっと参考にしづらかったかもしれません。
ですが考え方さえわかって頂ければいくらでも応用は利くと思います。
何より変な効果を持ったカードを眺めて「これどうやって使おうかな」とか考えてると楽しくて止まらなくなってきます!
ユニットや甲鱗のワームはプロキシでも全く問題無いので、暇な休日にでも普段使わないコモンやアンコモンを漁って是非デッキを組んでみてください。
デッキが組めたら友達同士集まってやるのも良し、大会中や終了後に空いたスペースを借りてプレイするっていうのもありです。
近年EDHを始めカジュアルフォーマットが色々と考案されて多くのプレイヤーの間で楽しまれていますが、MTGっていうのはつくづく奥が深いゲームだと思います。この灰色熊の冒険も、新しいMTGの遊び方としてEDHの1/100か1/1000くらい広まってくれるといいなーという淡い期待がありますww
長々と書いてしまいましたが、この辺で〆たいと思います。
それでは、良い冒険を!!
その2 http://bantman.diarynote.jp/201005182227127754/
その3 http://bantman.diarynote.jp/201005182229359486/
引き続きカードの解説です。
カード名 今わの際/Last Breath (いまわのきわ)
マナコスト (1)(白)
タイプ インスタント
テキスト パワーが2以下のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。それのコントローラーは4点のライフを得る。
オラクル Exile target creature with power 2 or less. Its controller gains 4 life.
フレーバ 河は流れる。我が魂は帰り来る。
イラスト DiTerlizzi
セット等 アンコモン, メルカディアン・マスクス (27/350)
再録 SHM MMQ
対熊用の除去ですが、このカードの場合追放領域は使いません。ユニットはホーム、それ以外はこの呪文のコントローラーの墓地に置きます。
宣戦布告で倒されそうな自分の熊に打って、手札奪取を回避しつつライフを得るという使い方も。
カード名 血の復讐/Vendetta (ちのふくしゅう)
マナコスト (黒)
タイプ インスタント
テキスト 黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。あなたは、そのクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを失う。
オラクル Destroy target nonblack creature. It can’t be regenerated. You lose life equal to that creature’s toughness.
フレーバ スタークには、その声はタカラのものだが、彼女が発する毒気はヴォルラスのものであることがわかった。
イラスト Dan Frazier
セット等 コモン, メルカディアン・マスクス (170/350)
再録 ROE MMQ
インスタント除去は非常に強力ですが、このカードの場合ライフロスという痛いデメリットが設けられています。例えば甲鱗のワームにこれを撃つと、マナコスト8分のポイントを得るのに対して6点のライフを失いますから差引+2とあまり得をしません。メリットとデメリットのバランスの取れた優良スペルです。
カード名 ギザギザ稲妻/Jagged Lightning (ぎざぎざいなずま)
マナコスト (3)(赤)(赤)
タイプ ソーサリー
テキスト クリーチャー2体を対象とする。ギザギザ稲妻はそれらにそれぞれ3点のダメージを与える。
オラクル Jagged Lightning deals 3 damage to each of two target creatures.
フレーバ 肉の焼ける刺激臭が漂ってくると、2人の魔道士は戦いに行くよりも夕食を食べに行く方がいいと思っている自分に気がついた。
イラスト Mike Raabe
セット等 アンコモン, ウルザズ・サーガ (200/350)
再録 USG P02 S99
ソーサリーではありますが、2つの対象を一度に焼ける強力な呪文です。これで他のユニット2体を焼こうものなら悪役決定です。
イラストもフレーバもなかなかにブラックでシュール。
カード名 敵意/Malice (てきい) 悪意/Spite (あくい)
マナコスト (3)(黒) (3)(青)
タイプ インスタント インスタント
テキスト 黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。
クリーチャー呪文でない呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
オラクル Destroy target nonblack creature. It can’t be regenerated.
Counter target noncreature spell.
フレーバ
イラスト David Martin David Martin
セット等 アンコモン, インベイジョン (293/350)
インベイジョンの元祖分割カードです。唱える際にどちらか一方のカード名を指定すれば、そちらの持つ効果を発揮します。このゲームでは実質恐怖+対抗呪文として使えるので、他のどのカウンターよりも強力です。
カード名 禁制/Prohibit (きんせい)
マナコスト (1)(青)
タイプ インスタント
テキスト キッカー(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を支払ってもよい。)
呪文1つを対象とする。その点数で見たマナ・コストが2以下である場合、それを打ち消す。それがキッカーされていた場合、代わりにその点数で見たマナ・コストが4以下である場合、打ち消す。
オラクル Kicker {2} (You may pay an additional {2} as you cast this spell.)
Counter target spell if its converted mana cost is 2 or less. If Prohibit was kicked, counter that spell if its converted mana cost is 4 or less instead.
フレーバ
イラスト Adam Rex
セット等 コモン, インベイジョン (67/350)
このゲームでは呪文を唱える際のマナコストは不要ですが、キッカーコスト分は+1/+1カウンターで支払う必要があります。キッカーしたところで対象に取れる呪文に制限があるため打ち消しとしては弱い部類に入りますが、それでも除去を打ち消したり他のカウンターを打ち消したりと器用な働きをしてくれます。
カード名 浄火の鎧/Empyrial Armor (じょうかのよろい)
マナコスト (1)(白)(白)
タイプ エンチャント — オーラ(Aura)
テキスト エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、あなたの手札にあるカード1枚につき+1/+1の修整を受ける。
オラクル Enchant creature
Enchanted creature gets +1/+1 for each card in your hand.
フレーバ 争いを見下ろす煙色の空に、一人の天使が現れた。炎の服をまとい、浄火の鎧に身を包んで。
——— 「エンジェルファイアの賛歌」
イラスト D. Alexander Gregory
セット等 コモン, ウェザーライト (13/167)
通称マローアーマーと呼ばれるオーラです。ユニットがマローを超えるサイズになってしまうのですから凶悪極まりない効果です。これがあるためにエルフの抒情詩人が活きるといっても過言ではないくらいです。これを見かけたら他のプレイヤーは全力で対処すべきです。
カード名 拾い集めた武具/Scavenged Weaponry (ひろいあつめたぶぐ)
マナコスト (2)(黒)
タイプ エンチャント — オーラ(Aura)
テキスト エンチャント(クリーチャー)
拾い集めた武具が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
エンチャントされているクリーチャーは、+1/+1の修整を受ける。
オラクル Enchant creature
When Scavenged Weaponry enters the battlefield, draw a card.
Enchanted creature gets +1/+1.
フレーバ 「ファイレクシア人は進化したね」とウルザは感心して言った。「体の部分が取り替え可能になったんだから」
イラスト Alan Pollack
セット等 コモン, インベイジョン (123/350)
浄火の鎧には遠く及びませんが、こちらは戦場に出たときに1ドローができて手軽にアドバンテージが取れる便利なオーラです。これが初手にあると、1/1のユニットがグッと使いやすくなります。
カード名 激励/Invigorate (げきれい)
マナコスト (2)(緑)
タイプ インスタント
テキスト あなたが森(Forest)をコントロールしている場合、あなたは、激励のマナ・コストを支払うのではなく、「対戦相手1人は3点のライフを得る」ことを選んでもよい。
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+4/+4の修整を受ける。
オラクル If you control a Forest, you may have an opponent gain 3 life rather than pay Invigorate’s mana cost.
Target creature gets +4/+4 until end of turn.
フレーバ
イラスト Dan Frazier
セット等 コモン, メルカディアン・マスクス (254/350)
普通に使うと巨大化+αですが、この呪文はピッチスペルなので敢えて代替コストを支払って唱えたことにするということもできるようにしています(森をコントロールしている場合、という条件は無視します)。対戦相手がライフを得るのでいたずらにアドバンテージを失ってしますように思えますが、これでライフをプレゼントすることでそのプレイヤーが味方になってくれるかもしれません。
カード名 タイタンの根本原理/Titanic Ultimatum (たいたんのこんぽんげんり)
マナコスト (赤)(赤)(緑)(緑)(緑)(白)(白)
タイプ ソーサリー
テキスト ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+5/+5の修整を受けるとともに先制攻撃、絆魂、トランプルを得る。
オラクル Until end of turn, creatures you control get +5/+5 and gain first strike, lifelink, and trample.
フレーバ
イラスト Steve Prescott
セット等 レア, アラーラの断片 (204/249)
現代から懐古厨の世界に逆タイムシフトしてきた呪文ですw効果は非常に強力で、唱えたターンは戦闘で負けることがほぼ無くなります。さらに絆魂により一気に大量のライフが稼ぐことができます。移動先のマスからクリーチャー以外のものがめくれた場合を除きますが・・・
カード名 石の雨/Stone Rain (いしのあめ)
マナコスト (2)(赤)
タイプ ソーサリー
テキスト 土地1つを対象とし、それを破壊する。
オラクル Destroy target land.
フレーバ
イラスト John Matson
セット等 コモン, 第9版 (221/350)
再録 9ED CHK 8ED 7ED MMQ 6ED TMP 5ED MIR ICE 4ED 3ED 2ED PTK P02 POR S99
先述の通り、裏向きのマスを一つ破壊します。自分で伏せた甲鱗のワームを破壊するのが定石です。
カード名 蘇生の妙薬/Reviving Dose (そせいのみょうやく)
マナコスト (2)(白)
タイプ インスタント
テキスト あなたは3点のライフを得る。
カードを1枚引く。
オラクル You gain 3 life.
Draw a card.
フレーバ
イラスト D. Alexander Gregory
セット等 コモン, 第10版 (34/383)
再録 10E INV
MTGでは敬遠されがちなライフゲインですが、このゲームではライフが勝ち点となるためそれなりに有用です。この呪文は1ドローもつくためかなりお得な効果と言えます。
カード名 索引/Index (さくいん)
マナコスト (青)
タイプ ソーサリー
テキスト あなたのライブラリーのカードを上から5枚見る。その後それらを望む順番で戻す。
オラクル Look at the top five cards of your library, then put them back in any order.
フレーバ ちょっと待って…メルカディアだろ、マーセナリーだろ、マーフォークだろ…うーん、もっといいファイリング・システムが要るなあ。
イラスト Kev Walker
セット等 コモン, アポカリプス (25/143)
再録 9ED 8ED APC
物知りフクロウ同様、ライブラリートップを弄る効果は嫌らしいです。ただし索引の場合、裏向きのマスからめくれるとそのままではトップのカードを手に入れることができないというデメリットがあります。
カード名 スクイーの仕返し/Squee’s Revenge (すくいーのしかえし)
マナコスト (1)(青)(赤)
タイプ ソーサリー
テキスト 数を1つ選ぶ。選んだ回数に達するか、あなたがコイン投げに負けるまで、コインを1枚投げる。あなたがすべてのコイン投げに勝った場合、コイン投げ1回につきカードを2枚引く。
オラクル Choose a number. Flip a coin that many times or until you lose a flip, whichever comes first. If you win all the flips, draw two cards for each flip.
フレーバ
イラスト Kev Walker
セット等 アンコモン, アポカリプス (123/143)
一見よく分からない効果ですが、つまり「俺はコイン投げに○連勝できる!」と宣言して、宣言通り○連勝できれば○の倍のカードが引ける、ただし一度でも負けたらドローは無し、ということです。勝率を考えれば「1」を指定するのが無難なところですが、「3」とか「4」を指定してうっかり勝ち進んでリーチがかかったりすると結構盛り上がります。
カード名 強要/Coercion (きょうよう)
マナコスト (2)(黒)
タイプ ソーサリー
テキスト 対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、そのカードを捨てる。
オラクル Target opponent reveals his or her hand. You choose a card from it. That player discards that card.
フレーバ 曹操は丞相の地位にあって、天子の名を借りて権力をほしいままにした。
イラスト Kang Yu
セット等 アンコモン, ポータル三国志 (70/180)
再録 9ED 8ED 6ED TMP VIS PTK P02 S99
他のカードでも何度か説明しましたが、他のプレイヤーの手札を捨てさせるとそのカードは呪文や能力のコントローラーの墓地に置かれます。
手札破壊の中でもこれは選んで墓地に落とせるので極めて強力です。狙うのはもちろん甲鱗のワーム。
カード名
火炎の裂け目/Flame Rift (かえんのさけめ)
マナコスト
(1)(赤)
タイプ
ソーサリー
テキスト
火炎の裂け目はすべてのプレイヤーに4点のダメージを与える。
オラクル
Flame Rift deals 4 damage to each player.
フレーバ
クロウヴァクスは権力を熱望し、要塞は空を呑み込んだ。
イラスト
Ben Thompson
セット等
コモン, ネメシス (80/143)
手札から使ってもアドバンテージの全く取れないダメダメスペルです。逆にマスに伏せることで、次にめくったプレイヤーの手札を削ってアド損をさせるという使い方ができます。
カード名 投げ飛ばし/Fling (なげとばし)
マナコスト (1)(赤)
タイプ インスタント
テキスト 投げ飛ばしを唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。投げ飛ばしは、それに生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。
オラクル As an additional cost to cast Fling, sacrifice a creature.
Fling deals damage equal to the sacrificed creature’s power to target creature or player.
フレーバ どんどん投げろ、ぶん投げろ。
イラスト Paolo Parente
セット等 コモン, ストロングホールド (82/143)
トリッキーな使い方ができる呪文です。この呪文は唱えるための追加コストとして、ユニットの生け贄を要求します。生け贄に捧げた自分のユニットが成長していればいるほど効果は大きくなりますが、乗っていた+1/+1カウンターやオーラが全部外れてしまうため、アドバンテージの損失も比例して大きくなります。宣戦布告された時や除去の対象にされたときに対応して使うのがいいでしょう。
もう一つの使い方として、マスに伏せておくととんでもないトラップになります!めくったプレイヤーが呪文を使うことは強制ですから、これがめくれると自分のユニットが有無を言わさず生け贄に捧げられてしまいます。生け贄なので再生も不可。酋長にカウンターがいくつも乗せて打ち消しも構えて安心していても、これを踏んだらサヨウナラです。伏せた本人はラノワールのエルフを使って避け続ければOK。3人プレイで1人のユニットが成長しきって再生もできるときに、これを使えば50%の確率で罠にはめられるので結構有効です。運悪くもう1人の方が踏んだ場合は、ご愁傷様です。
カードの解説は以上です。
ここまで読んでくれた方は少ないかと思いますが、お疲れ様でした。
今回紹介したデッキは古いカードばっかりでしたので、最近のカードでデッキを組むにはちょっと参考にしづらかったかもしれません。
ですが考え方さえわかって頂ければいくらでも応用は利くと思います。
何より変な効果を持ったカードを眺めて「これどうやって使おうかな」とか考えてると楽しくて止まらなくなってきます!
ユニットや甲鱗のワームはプロキシでも全く問題無いので、暇な休日にでも普段使わないコモンやアンコモンを漁って是非デッキを組んでみてください。
デッキが組めたら友達同士集まってやるのも良し、大会中や終了後に空いたスペースを借りてプレイするっていうのもありです。
近年EDHを始めカジュアルフォーマットが色々と考案されて多くのプレイヤーの間で楽しまれていますが、MTGっていうのはつくづく奥が深いゲームだと思います。この灰色熊の冒険も、新しいMTGの遊び方としてEDHの1/100か1/1000くらい広まってくれるといいなーという淡い期待がありますww
長々と書いてしまいましたが、この辺で〆たいと思います。
それでは、良い冒険を!!
コメント
仲間内に広めてみようかなぁ
そう言って頂ける励みになりますm(_ _)m
騙されたと思ってデッキ組んでお友達誘ってやってみてください!
ハマりますよ〜( ̄∀ ̄)
先にルールをまとめといて貰ったおかげで大分やりやすかったです。
サンクス!
今度ふっつーに遊びたいんですが!!
さんきゅー☆
熊始まったな!!
行けたとしてもデッキは持ち歩けないから出るのは無理だ。
じゃあ俺も出ずに適当にカードあさって帰るかな。