土曜日はRPTQの裏番組、プロコアのGPTに行ってまいりました。
デッキはセレズニア大変異、後で詳しく解説しまーす。

一回戦 アブザンアグロ
G1:後手、搭載歩行機械→白蘭+勇敢な姿勢をアナフェンザ、でテンポを取る。精神背信でハンドを覗かれるが、ドロコマ・龍殺しx2で空振り。そして返しにギデオンをトップデックして殴り勝つ。
G2:マリガン後にマナフラッドを起こし、物量負け。
G3:管理人は即座に絹包みされるが、2t歩行機械をジワジワ育てて3/3になったところでスーラクが速攻パンチ。次ターンにギデオンが速攻パンチして勝ち。相手は土地4枚で止まり、ハンドにはロックが3枚腐っていた・・・
2-1

二回戦 アブザンアグロタッチ赤
G1:相手の初動管理人を、歩行機械+ドロコマで3ターン目に除去。ギデオンはスーラクの速攻で即座に殴り倒して、次ターンロック展開。相手もロックを出してきたので、こちらはギデオンを出して紋章、殴り勝つ。
G2:相手の歩行機械→アナフェンザという立ち上がりに対して歩行機械→白蘭+ドロコマで歩行機械を倒し、勇敢な姿勢でアナフェンザを倒す。こちらもアブチャ等の除去を食らうも、出てきたサイはギデオン+ドロコマで除去して、そのままギデオンで殴り勝つ。
2-0

三回戦 アブザンアグロ
G1:ダブマリ後、管理人を即座に絹包みで追放されて攻め手を失い、サイ・ロックと叩きつけられ負け。
G2:歩行機械+ドロコマで相手の管理人を落とし、さらに歩行機械+ドロコマでギデオンの同盟者トークンを落としてギデオンを殴って落とし、ロック強襲で勝ち。
G3:歩行機械、白蘭、ラプター、ラプターと並べたところに悲劇的な傲慢が突き刺さる。その後ロック、ギデオンと展開され、ジリ貧。こちらもだいぶ遅れて傲慢を撃つが手遅れで、ミシュラランドが処理できずに負け。
1-2

四回戦 ジェスカイブラック
G1:初動管理人は一発殴った後に絹包みで処理されるが、ラプター、ラプターと連打して、ギデオン。さらにスーラクが通って殴り勝つ。
G2:初動管理人が今度は生き残ってライフを詰める。相手のジェイスに触れず変身して粘られるが、相手がギデオンやスーラクや育った管理人などの対処に除去を使ってくれたおかげでラプター2体が追放を免れ、デンプロ2体でグルグルと回して物量勝ち。
2-0

五回戦 アブザンアグロタッチ青赤
G1:相手の2ランドストップ
G2:3ターン目に間違えてバトルランドをタップインするミスをやってしまい、3マナラプターが出せない。そのテンポロスが響いて、相手の先手攻めを受けきれずに負け。
G3:お互い土地が3で止まるが、こちらはラプターを連打。光輝の炎で一旦流されるが、先に4マナに到達してギデオン着地。これが生き残り、殴り勝つ。
2-1

六回戦 ID

準々決勝 アブザンアグロ(一回戦の人)
G1:精神背信でラプターを追放された後ドローがほぼ全部土地で、相手の攻勢に対処できず負け。
G2:相手の除去ハンデス連打で一旦こっちの盤面が枯れるも、相手も生物をほとんど引けない。そこから生物を連続でトップデックしてきて、相手が対処しきれなくなり勝ち。
G3:お互い3ランドストップでこちらラプター連打。ニッサ、デンプロと引き込んで無理やりマナを伸ばし、ロック強襲で勝ち。
2-1

準決勝 アブザンアグロ(優勝者)
G1:こちら後手で、1tは管理人の鑑打ちになり、1回すれ違いで殴りあった後で案の定アブチャで除去される。さらにラプターも即除去されて相手のギデオン着地。対処手段が無くそのまま負け。まさしく先手ゲー、白蘭が恋しかった・・・
G2:蔑みで動きを鈍らされた上で相手のギデオン着地。こちらは2/2変異(中身は龍殺し)がいたので、とりあえずドロコマの格闘でトークンを倒しギデオンを殴りに行くが、ここで表返して4/3にして一撃で倒さず、忠誠度1だけ残してロック強襲にマナを使うほうを選んでしまった。これが大間違いで、返しに相手もロックと管理人を出してきて容易にはギデオンを殴りに行けなくなってしまった。結局このギデオンに最後まで対処できず、ロック本体をスタンスで除去→デンプロで拾われて再キャストと見る見るうちに盤面差が付き、逆転できなくなり負け。
0-2

結果:二没のTop4!
最後のゲームのギデオンへの対処は難しいところだけど、結果論でなくても判断ミスだったように思えるなぁ。
しかしこの日はとにかくもまあアブザンが多いこと多いこと。そのアブザンにこの日だけで4-2、加えてトップメタのもう一角のジェスカイブラックもキッチリ食っているので、デッキの出来はかなりいい感じだと思う。

今環境では今のデッキのおかげで、優勝こそないもののTop8は常連になりつつある。
メインデッキはほぼほぼ固まってきたので、このあたりで改めてバの人流セレズニア大変異のデッキ解説をしてみようと思う。
デッキ名:Honor Bound

土地 (25)
3 : 梢の眺望/Canopy Vista
4 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
4 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
5 : 森/Forest
5 : 平地/Plains
クリーチャー (25)
4 : 始まりの木の管理人/Warden of the First Tree
3 : 搭載歩行機械/Hangarback Walker
3 : 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid
4 : 棲み家の防御者/Den Protector
2 : 隠れたる龍殺し/Hidden Dragonslayer
4 : 死霧の猛禽/Deathmist Raptor
1 : 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer
2 : 狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
2 : 風番いのロック/Wingmate Roc
その他 (10)
1 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 : 絹包み/Silkwrap
3 : ドロモカの命令/Dromoka’s Command
1 : 停滞の罠/Stasis Snare
3 : ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar
サイドボード (15)
3 : ランタンの斥候/Lantern Scout
1 : 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer
2 : 徴税の大天使/Archangel of Tithes
1 : 風番いのロック/Wingmate Roc
2 : 囁きの森の精霊/Whisperwood Elemental
2 : 見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen
1 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 : 神聖なる月光
1 : 悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance

アーキタイプとしては、今環境のSCG上位等でよく見かける緑白大変異。これを自己流に調整したもので、一般的なレシピと大きく違うのが白蘭の騎士とスーラク。なぜこれらを採用したかというと、同系やアブザンに対して後手番でテンポ負けしないため。準決勝のG1で起こってしまったが、緑白系デッキ同士の対決で先手と後手がほぼ同じ動きでゲームを始めると、後手がまだクロック展開にマナを使っている間に先手は除去を撃てるようになるので、後手側が圧倒的に不利になってしまう。緑白同士ももちろん、より除去の強いアブザンアグロ相手ではこの傾向がさらに顕著になる。

この後手不利を打破してくれるのが、白蘭の騎士。こいつが最も威力を発揮するのが後手3ターン目で、平地をアンタップインでサーチしてくることにより、手札からのセットランドと合わせて白蘭展開後に2マナ使うことができる。後手3ターン目に展開しつつさらに2マナ浮くというのが非常に重要で、除去なら勇敢な姿勢・絹包み・ドロモカの命令、クリーチャーなら搭載歩行機械・管理人・さらなる白蘭とできることは多い。管理人が出るのが2ターン目になってしまった場合には、この2マナを強化に充てるというプランも取れる。ここでマナを伸ばしながら2マナ2マナの2アクションを取ることで、先手後手が入れ替わったかのようなテンポ差が生じる。現環境の緑白系アグロは3ターン目まではマナカーブ通りに1ターン1アクションしか取れず、4マナまで伸びてようやく2マナ+2マナや1マナ+3マナというふうな2アクションを取れるようになる。前環境で2アクションのターンの到来を早める役割を担っていたのが森の女人像だったが、今環境で白羽の矢を立てたのがこの白蘭なのだ。
このテンポ戦略はジェスカイに対しても有効で、緑白の生物に対してジェスカイが除去で1対1交換を取り続けるのが序盤の攻防となるので、カマキリやジェイスを出された直後以外は常に相手がマナを立てた状態で動かなければいけない後手は非常に不利になる。が、白蘭から早期に2アクションを取ることで全ての動きを捌ききるのを困難にさせ、こちらのクロックを残して中盤戦に繋げることができる。

スーラクは白蘭に比べると4マナと重く、隙の生じるビッグアクションだが、逆に相手がビッグアクションを起こしてきた返し強い。特に、ギデオン、ソリンといったPWの返しに強い。状況により相手にブロッカーが数体残っていることもあるが、例えば相手が先手4tにラプターで殴ってからギデオンでトークンを出し、こちらが1/1歩行機械とラプターをコントロールしているとき。後手4tでスーラクを出して速攻で全員ギデオンに殴りかかると、どうブロックしてもギデオンは落ちる。都合のいい想定のようにも思えるけど、相手がスーラクのことを想定せず動く1ゲーム目では特にこういうシチュエーションは多い。
除去なら割となんでも効くので長生きはしてくれないけど、万が一除去されずに生きてターンが帰ってくれば次は何を出しても速攻がつくので、ひどい場合はギデオンが5/5速攻破壊不能で殴りにいくこともある。デンプロとの相性も良好で、まっさらな盤面に裏向きで出して、相手のエンドに大変異してスーラクを拾えば、次ターンには8点クロックの出来上がり。アブザンやジェスカイ相手に消耗戦になったときに、この用途が活きてくる。

以上の2枚を加えたことにより、アブザン・ジェスカイだらけの会場でもダイス勝率=マッチ勝率とならずに、ダイスは全然勝てなくても試合にはちゃんと勝てるようになりました。

この2枚を加えたことによる欠点は、トップ勝負に弱くなったこと。白蘭もスーラクも単体ではさほどカードパワーは高くなく、出したターンや盤面がかみ合うことで真価が発揮される。このスロットを裂く為に、ロック、ギデオン、ニッサ、搭載歩行機械を削ったが、こいつらの方が単体性能は明らかに上。元のメジャーなレシピの方が、後半引き勝負になったときに強いものを引ける確率が高い。実際、トップ勝負で負けてしまったゲームもいくつかあった。また、白蘭もスーラクも重ね引きしても全く嬉しくないので(対赤アグロならば白蘭は何枚あっても嬉しいが)、両方4ずつではなく白蘭3、スーラク2という枚数に落ち着いた。

トップメタの一角を占めるアブザンとジェスカイに勝つためには、アタルカレッドや赤緑上陸などの速度に特化したアグロデッキや、アリストクラッツなど軸をずらしたコンボデッキを使うのが定石だけど、同じミッドレンジながらテンポで上回るという方法もある。
その一例として、セレズニアユーザーの参考になれればこれ幸い。

土曜日は心斎橋のブラックフロッグでゲームデー。
初めてお邪魔したけど、アメリカ村のど真ん中で、店舗の内装もお洒落な古着屋みたいな雰囲気で、その中でシャカパチやってるのがとってもシュール。でも居心地は良かった。

デッキはセレズニア大変異。前回の惨敗を糧に調整した自信作!

土地 (25)
3 : 梢の眺望/Canopy Vista
4 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
4 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
5 : 森/Forest
5 : 平地/Plains
クリーチャー (25)
4 : 始まりの木の管理人/Warden of the First Tree
3 : 搭載歩行機械/Hangarback Walker
3 : 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid
4 : 棲み家の防御者/Den Protector
2 : 隠れたる龍殺し/Hidden Dragonslayer
4 : 死霧の猛禽/Deathmist Raptor
1 : 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer
2 : 狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
2 : 風番いのロック/Wingmate Roc
その他 (10)
1 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 : 絹包み/Silkwrap
3 : ドロモカの命令/Dromoka’s Command
1 : 停滞の罠/Stasis Snare
3 : ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar
サイドボード (15)
3 : ランタンの斥候/Lantern Scout
1 : 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer
1 : 風番いのロック/Wingmate Roc
2 : 囁きの森の精霊/Whisperwood Elemental
2 : 見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen
1 : 光輝の粛清/Radiant Purge
1 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 : 進化の飛躍/Evolutionary Leap
2 : 悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance


結果は以下の通り。

一回戦 ジャンド中隊
G1:序盤こちら管理人連打、相手は血に染まり勇者連打。すれ違いの殴り合いをしてお互いライフが削れていくも、ロックの強襲に繋げて盤面制圧して勝ち。
G2:マリガン後初動3ターンのハンドを泣く泣くキープしたら、勇者、ズーラポートの殺し屋、地下墓地の選別者、ナントゥーコの鞘虫と並べられ、コラガン疾駆で一撃死。
G3:搭載歩行機械を2体並べられるがそれ以上生物は並ばず、こちらの飛行機械トークンとロックで上から殴りきる。
2-1

二回戦 エスパーコンタッチ緑
G1:1ターン目管理人スタートから死霧の猛禽と展開し、棲み家の防御者大変異でクロックを残し続けて殴りきる。
G2:初動見えざるものの熟達をカウンターされ、ニッサや管理人は全体除去で流れる。しかし返しの囁きの森の精霊が生き残り、予示を量産し続けて勝ち。
2-0

三回戦 ジェスカイブラック@コジー
G1:先手スタートから管理人、歩行機械を続けざまに焦熱の衝動で捌かれて高速でタシグルが出てくるが、相手は白マナがなくこれ以上後続が出せない。結局ロックの強襲に成功して、上から殴り勝つ。
G2:お互いに除去とカウンターの応酬の消耗戦。タシグルに即勇敢な姿勢、竜使いののけ者に即絹包みと上手く1対1交換を取り続けられたおかげでお互い息切れ状態に持ちこみ、トップデックしたギデオンが対処されずに勝ち。
2-0
前の晩スカイプしながら組んで真夜中まで調整につきあったおかげで、デッキの内容はほぼ把握していた。おかげでいつ何が飛んでくるか予測しながら動けた、ごめんねコジー。

四回戦 ID
五回戦 ID

3-0-2で上位卓は皆IDしていたので、オポトップの1位でシングルへ。

準々決勝 ナヤランプ@ハヤバイさん
G1: 初動管理人スタートで光輝の炎をドロモカの命令で軽減して、そのままビッグアクションを取られる前に殴り勝つ。
G2: 初動管理人は今度は先手2tに炙り焼きでキッチリ対処されるが、2tに棲み家の防御者を素出しして3tにドロコマを構えて相手のエンドに+1/+1カウンターを載せ、4tにスーラクを出して8点パンチ。残1まで削ったところで次元の激高が飛んでくるが、返しに搭載歩行機械をX=3で出して王手。相手は8マナしかなく(ウラモグには届かず)ウギンでもアタルカでも対処不可能なため、投了。
2-0
3日くらい前にスカイプで調整して構築アドバイスをした通りに組んで持ってきてくれたので、デッキ内容は100%把握していた。ごめんねハヤバイさん。

準決勝 ジェスカイブラック@コジー
G1: 初動管理人、2tに乱撃斬が飛んできたところにドロコマを合わせるが、払拭でカウンターされてしまう。その後マナフラッドに陥り2体ほどクリーチャーを除去されると攻め手が無くなってしまい負け。
G2: ダブマリするも、相手の初動ジェイスを歩行機械+ドロコマで即仕留めて出鼻を挫くことに成功。その後は消耗戦になり苦しい展開だが、生き延びた飛行機械トークンからロックの強襲に成功して殴り勝つ。
G3: 相手の3tカマキリの乗り手を歩行機械+ドロコマで相打ちにして飛行機械を3体ばら撒く。コラガンの命令で飛行機械や管理人が打ち減らされるが、ロック強襲に成功。ロック本体はすぐに完全無視、番いトークンで数発殴った後に影響力の行使でパクられカマキリ2体とともに総攻撃を食らうが、飛行機械が一体生き延びていたのをコジーが忘れていたおかげで残2。返しに8/8に成長させた管理人と防御者、白蘭で総攻撃して勝ち。
2-1
いや何というか、ホントごめんねコジー・・・

決勝 グリクシスドラゴン
G1: 龍詞の咆哮2連発から雷破の執政、コラガン疾駆と連打されアッと言う間に死亡。無理ゲーです。
G2: ダブマリでいよいよ終わったかと思ったが、白蘭、歩行機械、防御者で何とかまともなスタートを切る。結局漂うシルムガル→コラガン疾駆で4/4になっていた歩行機械以外が全滅して今度こそ終わったと思ったが、トップした隠れたる龍殺しでコラガンを仕留めて何とか生き延びる。シルムガルを突破できずににらみ合いが続くが、最後は管理人が除去されずに+1/+1カウンターを大量に載せて殴って勝ち。
G3: 層雲の踊り手2体と火跡のフェニックスと展開され、上下すれ違いの殴り合い。シルムガルが追加されてこちらだけ殴れなくなる。ここで運命の分かれ道。こちらが7マナ使えて手札には管理人、防御者、ギデオン。相手は2マナ立てていて手札が2枚、戦場には高確率で層雲の踊り手な変異がいる。自分はギデオンを唱えたが、ここに今まで見なかった軽蔑的な一撃が突き刺さる!通ればそれなりに横に並んでいたので全体強化で殴りにいけたが、大減速。残った3マナで管理人出して3/3にした。が、返しに雷破の執政を追加され、自ターンに管理人を育てるが当然3番目の能力を起動するまでマナが足りない。仕方なく絆魂をつけてチャンプアタックしてライフを少しでも稼ぎ防御者を裏出しするが、次ターンに火跡のフェニックスが獰猛により墓地から呼び戻され、総攻撃で上からピッタリ16点で負け。2マナ立てられた場面は龍詞の咆哮ないし究極の価格をケアして管理人は出さず、通りやすいと思われたギデオンを優先したが、完全なる裏目。除去は無かったので、管理人を出してそのターン中に3/3絆魂トランプルまで育て、次のターンに8/8にして殴るが正解だった。結果論と言えばそれまでだが、悔しい、悔しすぎる!!
1-2

というわけで、準優勝!
自分としてはなかなか好成績だけど、優勝のみプレイマット+デッキリスト掲載で待遇が違い過ぎてめちゃめちゃ悔しい!!
自分は全然練習もしないしデッキも好きに組んでるカジュアル勢だから偉そうなことは言えないけど、多分どんだけ研究して練習に練習を重ねても、こういう二者択一で裏目を引く場面には絶対出くわすんだろう。そこがこのゲームの、理不尽であり面白いところなんだろう。

理不尽といえば俺にデッキを熟知された上に二度も斬られたコジーさん、翌日ブラッグフロッグで優勝おめでとうござーす。めでたしめでたし、かな?

調子よかったときだけじゃなく悪かったときもちゃんと記録に残そうという、戒めのためのエントリーです。

先週土曜日はさかいやのGPT神戸に参加。デッキはセレズニア大変異、レシピは以前上げた通り。

一回戦 アタルカレッド ○×○
一戦目はダブマリしたものの初動絹包みから管理人、猛禽、デンプロと生物を並べてアタックを止めて、後引きした生物を次々並べて勝ち。二戦目は小型生物同士の相打ちや除去との1対1交換を繰り返してこちらが息切れたところに出てきた雷破の執政を即除去できず、4点→強大化と合わせて10点と食らって負け。三戦目は初動猛禽という怪しいキープから生物を並べてランタンの斥候で一気にライフゲインして、最後はロックで勝ち。

二回戦 ジェスカイ ××
一戦目は後手2ターン目に歩行機械ではなく白蘭を出す(能力誘発無し)という大チョンボをやらかし、案の定土地が4枚で詰まる。しばらくは絆魂付の管理人と雷破1体の殴り合いで何とかライフを保つが、2体目の雷破が出てきてジェイス・ギデオンまで追加され負け。二戦目は土地3枚で詰まったところに魂火の大導師+龍詞の咆哮を2発叩き込まれ、さらに除去を連打され3マナ以下の生物が尽きて負け。

三回戦 ラクドスドラーナ ○××
一戦目は2ターン目管理人3/3、3ターン目管理人即3/3で相手のアタックを止めて勝ち。二戦目は除去連打されてこちらが息切れして負け。三戦目は初手7枚中土地2枚キープしてそのまま2ランドストップして死亡。またこのパターンか・・・

四回戦 白日コン@占術3 ××
一戦目は土地4枚で止まって2アクション取れずに負け。二戦目はクリーチャーを並べて押し切れそうな盤面で、アナフェンザ+命運の核心コンボで歩行機械も猛禽も全部追放されて負け。

五回戦 エスパーコン@コジー ××
一戦目はジェイスでルーターしながら追放除去連打され、さらに次元の激高とディグ連打、無理。二戦目は2ターン目熟達設置という最高のスタートを切るが、次元の激高→ジェイスで再利用で裏向きを流されてから、ウギン着地。裏向き2体程度ではどうにもならず負け。

1-4、久々のいいとこなしのボロッかす。
身内二人とは相性負け感が強かったものの、二回戦三回戦は土地詰まりがひどくて悲しかった。
週末のPTミルウォーキーのTop8にはセレズニア大変異が入っているので、デッキ自体はまだ賞味期限内のはず。ただし大変異パッケージとギデオンはかなり意識されてるから、そろそろもう一工夫入れないと完全無視や龍語りのサルカン、はじける破滅といった対策カードに引っかかって思うように動けなさそう(実際コジーのエスパーコンは完全無視がキッチリメインから取られてたし)。

ミルウォーキーの成績優秀者デッキを見ると、ギデオンの代わりに徴税の大天使を採用しているセレズニア大変異がちょっと気になった。

creature (27)
4 《始まりの木の管理人/Warden of the First Tree》
3 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
2 《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
2 《隠れたる龍殺し/Hidden Dragonslayer》
4 《棲み家の防御者/Den Protector》
4 《死霧の猛禽/Deathmist Raptor》
1 《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer》
3 《徴税の大天使/Archangel of Tithes》
3 《風番いのロック/Wingmate Roc》
1 《囁きの森の精霊/Whisperwood Elemental》
instant (5)
4 《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》
1 《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
enchantment (3)
2 《絹包み/Silkwrap》
1 《停滞の罠/Stasis Snare》
land (25)
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3 《梢の眺望/Canopy Vista》
6 《平地/Plains》
4 《森/Forest》
sideboard (15)
1 《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer》
1 《囁きの森の精霊/Whisperwood Elemental》
1 《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
2 《絹包み/Silkwrap》
1 《停滞の罠/Stasis Snare》
3 《進化の飛躍/Evolutionary Leap》
1 《ギデオンの叱責/Gideon’s Reproach》
2 《正義のうねり/Surge of Righteousness》
2 《ランタンの斥候/Lantern Scout》
1 《天界のほとばしり/Celestial Flare》

白蘭の騎士も多めに採用されていて、前環境の白単信心とのハイブリッドのようにも見える。徴税の大天使はクリーチャーデッキに滅法強いし、立っている限りカマキリを完封できるサイズが魅力だけど、パワー3なので重いくせに完全無視に引っかかるのが気になる点。殴らないデッキ相手にはただの4マナ3/5なので、ギデオンの代わりにすると純コントロールへの耐性が確実に落ちるのもマイナス。ギデオン持ってない人には大天使の方がお財布に優しいのでおススメできるけど、自分は大天使をガッツリ使うのは抵抗あり。
勇敢な姿勢を減らしているのは共感できる。アブザンの魔除けや完全無視、絹包みといった追放除去や、布告除去であるはじける破滅への対策にはならないので、破壊不能モードはメタ的に強くない。除去モードは停滞の罠と隠れたる龍殺しでしっかり代わりを確保しているので、姿勢が無くても除去は必要枚数ある。

大天使は今回は使わないとして、他の4マナ域ということで、スーラクを見直してみることに。スーラクにとって最も苦手な究極の価格(テンポロスが大きい)が最近メインで取られなくなったのは追い風。アブザンの魔除けやはじける破滅は効いてしまうが、完全無視には耐性があるので大天使より信頼感は大きい。アブザンアグロとの殴り合いにはサイズが心もとないが速攻がPWに強く、フルタップで出てきた赤サルカンやウギンの返しとしては最高のアクション。
採用しているリストをあまり見ないけど、独自の調整として再び試してみたい。
レシピをまとめると、こんな感じ。
土地 (25)
3 : 梢の眺望/Canopy Vista
4 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
4 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
5 : 森/Forest
5 : 平地/Plains
クリーチャー (25)
4 : 始まりの木の管理人/Warden of the First Tree
3 : 搭載歩行機械/Hangarback Walker
3 : 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid
4 : 棲み家の防御者/Den Protector
2 : 隠れたる龍殺し/Hidden Dragonslayer
4 : 死霧の猛禽/Deathmist Raptor
1 : 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer
2 : 狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
2 : 風番いのロック/Wingmate Roc
その他 (10)
1 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 : 絹包み/Silkwrap
3 : ドロモカの命令/Dromoka’s Command
1 : 停滞の罠/Stasis Snare
3 : ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar
サイドボード (15)
3 : ランタンの斥候/Lantern Scout
1 : 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer
1 : 風番いのロック/Wingmate Roc
2 : 囁きの森の精霊/Whisperwood Elemental
2 : 見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen
1 : 光輝の粛清/Radiant Purge
1 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 : 進化の飛躍/Evolutionary Leap
2 : 悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance

これで今週末のゲームデーに挑戦してみる。ダメダメだったら、このデッキは諦めて硬化した鱗なりに切り替える予定。

明日からしばらく忙しいので、今日のうちに簡易レポ。
今日はBMなんばでPPTQ、デッキはセレズニア大変異。
大体前上げたレシピの通りだけど、調整の結果白蘭の騎士を2枚ほど入れてマナベースを完全均等2色にした。

結果は以下の通り。詳しいレポは、そのうち書くかも(書くとは言っていない)。

一回戦 アブザンコントロール
××
二回戦 アブザンスケール
×○○
三回戦 アブザンアグロ
○×○
四回戦 緑単ビッグマナタッチ白
○×○
五回戦 アタルカレッド
○×○
六回戦 ID

サブマリンでオポ怪しかったけど、7位でシングルへ。

SE1 黒ジェスカイ
○×○
SE2 アブザンアグロ
××

2没!!!PPTQ自己記録更新!!でもここまで来たら、決勝行きたかった!!!
ダイスは1回しか勝ってないけど、おかげで白蘭がかなり強くて後手からテンポ取り返してまくるゲームが多かった。敗因は練習不足でサイドINOUTがフワフワしてたことなんだけど、環境初期だからか自分だけじゃなくみんなそんな感じだった。
そんな中でも自分のデッキをよく理解して見事優勝したCozy、おめでとう!!なおCozyはアブザンアグロで白蘭ガン積み、8位抜けなのでSE全部後手。白蘭ガン積みとか未来予知過ぎるwww

それと、搭載歩行機械を育ち切ってからキレイに除去する手段がなくて、キツいマッチがいくつかあったのも気になった。次回出るなら、こんなレシピにするかな。

デッキ名:Honor Bound

土地 (25)
3 : 梢の眺望 /Canopy Vista
4 : 吹きさらしの荒野 /WindsweptHeath
4 : 樹木茂る山麓 /WoodedFoothills
4 : 溢れかえる岸辺 /FloodedStrand
5 : 森 /Forest
5 : 平地 /Plains
クリーチャー (24)
4 : 始まりの木の管理人 /Warden ofthe First Tree
4 : 搭載歩行機械 /HangarbackWalker
2 : 白蘭の騎士
4 : 棲み家の防御者 /Den Protector
4 : 死霧の猛禽 /DeathmistRaptor
3 : 巨森の予見者、ニッサ
3 : 風番いのロック
その他 (11)
2 : 勇敢な姿勢 /Valorous Stance
2 : 絹包み /Silkwrap
3 : ドロモカの命令 /Dromoka ’ s Command
4 : ゼンディカーの同盟者、ギデオン /Gideon,Ally of Zendikar
サイドボード (15)
2 : 白蘭の騎士
1 : アイノクの生き残り /AinokSurvivalist
3 : ランタンの斥候 /Lantern Scout
2 : 囁きの森の精霊 /WhisperwoodElemental
1 : 見えざるものの熟達 /Mastery ofthe Unseen
1 : 光輝の粛清 /Radiant Purge
1 : 勇敢な姿勢 /Valorous Stance
2 : 進化の飛躍 /EvolutionaryLeap
2 : 悲劇的な傲慢 /TragicArrogance


メインは白蘭2でいいバランスだった。絹包みは主にハンガーかジェイス用としてメイン昇格。
空いたサイドに白蘭2を追加投入。アタルカレッドには2/2先制自体が結構強いので即INして、アブザンアグロに後手のみINして先に5マナのパワーカードに先にアクセスする戦法を取る。

また二週間くらい開いちゃうけど、次回はもっと高みを目指そう!!!

先週土曜日はタムさんプレゼンツ・オールナイトドラフト会「Oh!タムジャンボ」という企画に参加しました。

メンツはBM日曜ドラフト会常連の、こちらの方々。
タムさん
スクライ3
YKYMさん
AKAEEEさん
パンイチ兄貴
ガバガバンダさん(ハヤバイハヤバイの人)
Cozy
肩こっつ
松田康広 様(魂のみ参加、本人希望により漢字フルネーム)
バントの人

15:00に開場してぼちぼち人がそろってきたところで、戦乱のゼンディカー6ドラ開始。

【1ドラ目】
1-1、なんだか忘れるくらいのクソレアをスルーして林の喧騒者(赤緑の上陸生物)をピックして赤緑一直線。プレリで赤緑上陸がクソ強かったので味をしめました。多量の上陸生物+土地絡みスペル、伸びたマナはオラン=リーフの発動者3枚が消費する綺麗な上陸デッキが組めた。
一回戦 青黒嚥下@肩こっつ
○○
二戦ともこっつの土地が詰まってるところに、ひたすら殴りまくって速やかに勝利。打点高いから事故に浸け込みやすい。
二回戦 赤白青覚醒@パンイチ兄貴
○××
一戦目は膠着した盤面をオラン・リーフの発動者をひたすらでかくして押し切ったが、二戦目はノヤン・ダールによって完全に制圧される。ノヤン様は生かしておくと割りと酷い目に遭うと学んだ。三戦目は土地ばっかり引いて具を引かず、負け。無念。

1-1ながら、先勝ちで順位が決まり2位。

晩御飯にモダン焼きを食いまくって、会場に戻りドラフト再開

【2ドラ目】
戦乱のゼンディカー9ドラ。殺戮の先陣(赤黒2マナ3/2無色に速攻付与)が3枚入った赤黒欠色アグロを構築。
一回戦 覚えてない@肩こっつ
○○
こっつが何使ってたか覚えてないしメモってもなかったけど、1ドラ目と同じく土地詰まってたところをぶん殴って勝った気がす。
二回戦 赤白黒同盟者@Cozy
××
同盟者シナジーを綺麗に決められて、デッキパワー負け。カラストリアの癒し手がとにかく強くて、殴っても殴ってもライフが減んない。特に一戦目はこれの除去を後回しにした結果、最終的にライフを詰めきれずに負けた。
三回戦 緑黒エルドラージ@YKYMさん
○×○
並ぶ末裔トークンに対して、威迫&速攻の赤同盟者コンビが強かった。そして相手のハヤバイはやばい(特に仕事はしない)。

2-1、綺麗なデッキだったがまたしても勝ちきれず、ぐぬぬ。

【3ドラ目】
次は嗜好を変えて、バの人持込企画、コンスピラシー8ドラ!未経験者が半数以上だったため、ルールを説明しつつピック開始!ピックに関与するアーティファクトや策略にみんな戸惑いつつも、わいわい楽しくピックが進む。ピックが盛り上がるのも、コンスピの良さの一つだねぇ。
自分は1-1でテラストドンをピックして、緑のマナサポートとファッティを取りつつ、青と白のフライヤーがダダ流れなので抑える。さらに順風を2枚もピックし、順風バントを構築。緑で下を止めて青白で上から殴る、正統派のリミテバントです。
4人戦2卓でそれぞれ2人抜けを決め、次に上位4人戦と下位4人戦で順位を決めるという方式。
一戦目はタムさん、スクライ3、AKAEEEさんと同卓。まずタムさんがヤヴィマヤの火を貼り一瞬ヘイトが上がるが、空から削りに行くべく魂の目覚めで1/1飛行を3体出して順風を張ったところ、俺のヘイトがMAXまで上がり大ブーイングを喰らう。いいじゃない、順風くらい張ったってさ・・・・。今にして思えば、1/1を並べるだけでそのターンはエンドして、殴るターンに順風を張った方がギリギリまで不利にならずに済んだなぁと反省。他3名から総攻撃を受けて飛行軍団が目減りするが、負けじと2枚目の魂の目覚めやカーディストの従者→策略で2枚目をサーチと飛行戦力をバシバシ展開して反撃し、まずタムさんのライフを残1まで落とし込む。その後AKAEEEさんも瀕死状態にして、タムさんAKAEEEEさんの順に倒して、スクライ3と二人で抜け。なお、スクライ3は世界編みの全部入りデッキで、土地がつまり気味であんまり盤面のやり取りに絡んでなかったが、勝ち馬に乗る政治力を発揮して最終的にバが勝ち馬と判断したのか、上手いこと乗られた。

二戦目上位卓、相手はCozy、YKYMさん、スクライ3。一戦目の反省から最初は様子見でいたが、YKYMさんが歩哨の出動x2と孔の歩哨x2+狂気の祭壇という危険な盤面を作り始めたので、テラストドンを出して対処。そこにスクライ3がバウンスを撃ってきて、誘惑にまけて自分のもとに3/3ビーストをさらに増やしてしまったところ、それが顰蹙を買って総叩きに遭い1没4位。その後、1位は孔の歩哨砲台が磐石だったYKYMさんになったが、2位はなんと無害を装い続けたスクライ3!Cozyはスクライ3の口車に乗せられたYKYMさんにより、先に落とされてしまった。コンスピラシー初体験にしてここまでの立ち回りを見せるとは、この人の笑顔の奥に底知れぬ得体も知れないどす黒い恐ろしい未知の狂気のサムシングを感じた。

【4ドラ目】
真夜中の2時だか3時だか。皆さんまだまだお元気のようだが、俺はクソ眠い。気力を振り絞りゼンディカー!1-1待ち伏せ隊長、ムンダから同盟者をやろうと思ったが、5マナ4/4威迫とか1マナ2/1とかそんなんばっかりで、全然強いのが流れてこない。1パック目の流れで気づくべきだったが、ぽけーっとしていて軌道修正できず。2パック目は逆順のため何とか全軍二段攻撃や全軍威迫を取れたものの、結局同盟者の絶対数が足りず、上陸+同盟者+欠色という中途半端な赤白になってしまった。なお、上家のAKAEEEEEEEさんは案の定、こちらのデッキの完全上位互換の同盟者・・・
一回戦 緑黒エルドラージ@肩こっつ
×○×
末裔に守られ、全然攻撃通らず。そしてウラモグが降臨して終了。2戦目こそ全体1点で一矢報いたが、それ以外は全然ダメダメ。
二回戦 赤緑黒@パンイチ兄貴
×○×
こちらがみんな小粒なので、割り振り火力と血統の解体者の-3/-3修正がめっちゃ刺さって、歯が立たず。デッキパワー+相性負け。
三回戦 青緑トークン@スクライ3
×○○
トークンをブチ撒かれて攻撃が通らず初戦を落とすが、二本目は威迫同盟者、三本目はムンダ+二段攻撃同盟者と引きがかみ合って辛うじて勝ち。全敗だけはなんとか防ぐ。

1-2、むしろこのデッキで1マッチ取れたことがビックリなくらい弱かった。

【5ドラ目】
夜も明けて、むしろ元気になってきたので気を取り直してラストゼンディカー!深水の大喰らいや複数の空中生成エルドラージを取った流れから、さらに破滅を導くものも取って青黒嚥下を構築。これはなかなかお強いデッキ。フィニッシャーは虚空の選別者とタージムの守護者。
一回戦 緑白黒@タムさん
×○○
初戦は緑の上陸エンチャントにいわされるものの、2,3戦目は飛行持ち欠色+破滅を導くもの(欠色ロード)で削ってタジームの守護者でフィニッシュ。
二回戦 緑黒エルドラージ@肩こっつ
○○
一戦目は黒の上陸エンチャントの接死効果で消耗戦を仕掛けつつ、グダったところで偶数禁止マン(虚空の選別者)。二戦目はマナ加速からタジームの守護者を出して対処を迫り、偶数禁止マンでトドメ。
三回戦 赤白青同盟者@Cozy
×○×
二戦目こそカウンターの打ち合いを制してタジームの守護者で削りきれたが、一戦目と三戦目は同盟者の高打点をカウンターで守られて、削りきられる。デッキが強かった。

2-1、またしても勝ちきれず無念!!この日Cozyはゼンディカードラフト全勝で乗りに乗っていたので、最後にラスボスを倒してヒーローになりたかったが力及ばなかった。
Cozy先生には今度ゆっくりゼンディカードラフトのコツを伝授していただきたいもんだ。

そんなこんなで午前10:00になり、みんなまだまだ遊んでいたが自分は限界に達したので帰宅。「仕事に行って来る」と朝離脱したYKYMさん、マジお疲れ・・・


タムプレゼンツ合宿に初めて参加させてもらったけど、心行くまで満喫できました。場所提供してくれたタムさん、遊んでくれた皆さん、松田康広様、本当にありがとう!!
唯一、一度も全勝できなかったのが心残り。ゲートウォッチの誓いが発売したらまたやってくれ、次は勝つ!!!

プレリで快勝!
プレリで快勝!
9/27は遅ればせながら戦乱のゼンディカープレリリースに参加してまいりました。

一回目はカードラボなんば2号店。参加者10人でほぼほぼ身内という穴場っぷりw
静岡の新茶みたいな箱をもらって開封するとプレリレアは荒廃の双子(10マナ10/10二体)、訴訟。そして(まあ当然)エクスペディションも無し、ふう。しかし下生えの勇者、赤緑と青黒のバトルランドが出てお土産としてはまあまあ悪くない。
何を組もうか一瞬考えたが、地下墓地の選別者と血統の解体者という緑黒コンビが揃っていたので3秒で色決定。他にも末裔トークンを出すカードや利用するカードが充実していたので、なかなか濃厚な緑黒エルドラージデッキが組めた。そして結果は・・・

一回戦5色○○
二回戦エスパー○×○
三回戦赤白同盟者×○○

3-0優勝!!
血統の解体者の制圧力をフルに生かせたのが勝因だけど、右手もかなり光ってた。
一番凄かったのは二回戦エスパーとの3ゲーム目。ダブマリスタートで彼方より(末裔製造エンチャント)で何とか粘ったものの、彼方よりを除去された上にパワー2の飛行が止まらず、残りライフ2、手札ゼロでターンが来る。そこでまず引いたのが破滅の昇華者。即座に除去されるもののしっかりと5点ゲインして辛うじて延命。次のターンに、荒廃の双子を引いて10/10を2体出すが、まだ飛行が止まらず殴られ続ける。そして次のターン、骨の粉砕を引いて末裔トークンを生贄にして相手のブロッカーをどかし、ワンパン20点!「これしかない!」というカードを3ターン連続で引いてきて超逆転勝利、これには相手さんもあきれて苦笑いだった。商品の4パックを手にしたが軒並み外れで(のけもの、お前なんで神話なんや・・・)、しょぼんとしながらBMへ。

二回目はBMなんば。3-0しないと何も出ないという鉄の掟があるため、負けたら即ドロップ飲み屋安定で、お茶箱から何かいいもん出ないかなーくらいな感じで参加。
今度こそエクスペディション!!と意気揚々と開封した結果ビックリするほど何もなかった。プレリレアは果てしなきもの訴訟、パックからはお値段つくレアゼロ!!リミテボムの血統の解体者がまたいるけど黒が弱すぎて使い物にならず。構築時間中、同じような境遇のこっつーと二人で「帰りてぇ帰りてぇ」嘆きながらも、何とかデッキになる形を模索してみる。結果、赤緑の上陸ビートダウンだったらコモン・アンコモン中心でも何とかいけそうだったので望みを繋ぐ。亡骸のぬかるみ2枚とインスタントランパン、未開地があったので血統の解体者と大自然の注入(収斂バットリ)のために黒タッチ。
結果は・・・

一回戦緑黒○○
二回戦マルドゥ同盟者○×○
三回戦アブザン○○

3-0二度目!!!
使ってみたら見た目以上に強くて、組んだ本人が一番ビックリだw
1マナ上陸の鎌豹、2マナ上陸の噛み付きナーリッド、こいつらがなかなか優秀。これらとそびえる尖頂(+1/+1先制土地)や成長のうねり(土地出せるジャイグロ)、自然の繋がり(インスタントランパン)を組み合わせて、序盤からライフを詰めていく。生物が並んでアタックが通らなくなってきたら、大自然の注入や連射する暴君、軍団を破壊するものでトドメ!という流れを作れた。タルキールリミテッドの赤緑とやってることは大体一緒。ファッティが相打ち覚悟で突っ込んで行って、ブロッカー数体を道連れに死んだら亡骸のぬかるみ(墓地生物をライブラリー上に戻す土地)で回収、というのもできるので息切れしにくくてよかった。デッキ内のカードパワーは低いけど、なかなかいいデッキが組めたと自画自賛したいね。
最終戦のお相手とスプリットの約束をしたので、商品9パックのうち5パックを手にして開封。神話レアはなかったものの、放浪する森林、伐採地の滝と欲しかったものが手に入り一応満足。お茶箱パックのゲロさを何とか補填できたという感じかなぁ。

トータル21パック剥いて、エクスペディションは無いとしてもPW(特にギデオン)の一枚くらいは欲しかったが、ともあれいいデッキが組めて結果が出て満足満足。

今週末はタムーさん経営の塾をお借りしてMTG合宿があるので、この勢いでドラフトも無双するぞ!
超久々のコンスピラシードラフト(パックは自前調達)もあるので、腕が鳴るねぇ!
7マナ8/7速攻の甲鱗様を3連続キャストするのが目標です。

シルバーウィークの月曜日は、近場のPPTQに飛び入りで行ってまいりました。
デッキは白青信心、エルズペス追悼です。

PPTQジャックポッド@新大阪

一回戦 白単信心
○相手がウィニー生物しか引けないところに、徴税の大天使x2、ペスで勝ち。
×こちらがウィニーしか引けないところに、白包囲2枚とヘリオッドの槍、荒野の確保出されて負け。
×並べあったところにヘリオッドの指図出されて負け。
1-2
二回戦 赤黒ドラゴン
○お互いに除去とカウンターを打ち合って消耗し、搭載歩行機械同士のにらみ合いに。8/8くらいまで育ったところで勇敢な姿勢で自爆させて、飛行軍団で2回殴って勝ち。
○大天使を2連打して雷破の執政やコラガン疾駆を封殺し、横に並べて勝ち。
2-0

三回戦 ジェスカイアグロ
○ブリマーズ、大天使 x 2でカマキリとジェイスをシャットアウトして勝ち。
×ダブマリして2ランドストップして死亡。
×1戦目同様、ジェイス・カマキリの動きに対して並べて対抗したところに、悲劇的な傲慢一発で沈められて再起不能。
1-2

四回戦 バーニングソプター
○相手の土地が3枚で詰まりながらも並べてきたところに、大天使で足止めして制圧。
○火力で生物を立て続けに処理されるが、相手がケラル砦の修道院長しか生物を引けず、並べまくって勝ち。
2-0

五回戦 ジェスカイアグロ
○ブリマーズ大天使大天使で殴り勝ち。
×ニクソス、平地、島と白マナが足りずにもたついたところに、カマキリを3連打されて負け。
○見えざるものの熟達を置いて予示しまくり、一発悲劇的な傲慢を撃たれるがその後予示で大天使、大天使、ヘリオッドとめくれて勝ち。
2-1

六回戦 赤単
×ワンマリ2ランドストップ。
×ワンマリ2ランドストップ。
0-2


最後は事故負けで3-3、悲しい。ペスの追悼大会だったから、もう少し頑張りたかった。

白青信心は好きなデッキだったけど、調整がとっても難しかった。特に、サイド後のカウンターのIN/OUTの枚数の最適解を出すことができなかった。
大天使、オジュタイの圧倒的なカードパワーで勝てたゲームも数多いので、形を変えて新環境でもサブデッキとして使っていこうと思う。

さてさて、次期の主力デッキはこないだ書いた通りセレズニア。
仕組みは前書いた通りで、その後微調整をしていって今暫定でこんな感じ。

土地 (24)
4 : 梢の眺望/Canopy Vista
1 : 燃えがらの林間地/Cinder Glade
4 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
2 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
1 : ならず者の道/Rogue’s Passage
5 : 森/Forest
3 : 平地/Plains
クリーチャー (26)
4 : 始まりの木の管理人/Warden of the First Tree
4 : 搭載歩行機械/Hangarback Walker
4 : 爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic
3 : 棲み家の防御者/Den Protector
4 : 死霧の猛禽/Deathmist Raptor
4 : 放浪する森林/Woodland Wanderer
3 : 狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
その他 (10)
2 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
4 : ドロモカの命令/Dromoka’s Command
4 : ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar
サイドボード (15)
2 : アイノクの生き残り/Ainok Survivalist
3 : ランタンの斥候/Lantern Scout
3 : 荒野の確保/Secure the Wastes
1 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
3 : 見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen
1 : 払拭の光/Banishing Light
2 : 悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance

マナ基盤を大改造したら、2色デッキなのに凄い汚くなったw
まずタップインランド積むくらいならフェッチ積んだほうがいいと気づき、モダン・レガシーなみの10枚体制。収斂用の色マナ要員には、山森バトルランドの燃えがらの林間をピン挿し。フェッチ8枚からサーチできるから、必要なときにもってこれる。実はトライランドを4積みするよりフェッチ増量してバトルランドピンの方が安定する、という。トライランドが抜けて余裕が出来たので、ならず者の道をピン挿し。パワーの大きいクリーチャーがいるので、最後の一押しになってくれる、かも。

サイドボードも考えてみた。ランタンの斥候が赤単相手にいい仕事しそう。1~2マナ生物を2体くらい展開した後にポンと出すと、バーン寄りの赤単にはそれだけでほぼほぼ勝てそう。荒野の確保はサイドに落として、メインは除去枠の勇敢な姿勢優先。アブザンにドロコマは除去としてはリスキーな場面も多いので、姿勢はアナフェンザ、サイを気兼ねなくどかせるのがよい。
茶破壊生物は議事会の自然主義者がパワフルで結構好きなんだけど、このデッキは変異シナジーを優先してアイノクの生き残りに。同型再販もとの踏み吠えインドリクも当時のスタンでそこそこ活躍したようだし、ビッグマナ系のデッキならば自然主義者は悪くないと思う。

今日BFZのカードのカラープロキシを作ったので、プレリの日に早速持っていって試運転してみるつもり。

白信心でPPTQ

2015年9月7日 レポ
土曜日はホビステ日本橋のPPTQに参加。デッキはこれ。
Creatures (23)
4 : 搭載歩行機械/Hangarback Walker
2 : アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros
3 : 族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit
4 : 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid
3 : オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos
4 : 徴税の大天使/Archangel of Tithes
1 : 太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun
2 : 龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai
Others (12)
3 : 意思の激突/Clash of Wills
3 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 : ヘリオッドの槍/Spear of Heliod
2 : オジュタイの命令/Ojutai’s Command
2 : 太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion
Lands (25)
4 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3 : ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
4 : 啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment
3 : 平穏な入り江/Tranquil Cove
10 : 平地/Plains
1 : 島/Island
Sideboard (15)
3 : アラシンの僧侶/Arashin Cleric
2 : 絹包み/Silkwrap
2 : 天界のほとばしり/Celestial Flare
1 : 異端の輝き/Glare of Heresy
2 : 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
2 : 否認/Negate
3 : 悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance

以下レポ。

一回戦 赤単
G1:後手で搭載歩行機械→白蘭の騎士2体と並べて地上をガッチリ固め。エルズペスで盤面制圧して勝ち。
G2:相手がワンマリ1ランドでストップして勝ち。

二回戦 アブザンハンガーバック
G1:徴税の大天使+ヘリオッドで動きを止めて、大天使が除去されずにこちらが横に並べ続けて勝ち。
G2:ワンマリ後にハンデスくらい、除去除去、棲み家の防御者で回収&除去と捌かれまくって負け。
G3:お互いしばらく2ランドで止まるが、相手の土地が伸びてきたらサイを出され、ドロモカの命令を3発撃たれて負け。

三回戦 青白コン
G1:今わの際や存在の破棄といった追放除去を連打され序盤はかなり苦しかったが、こちらも相手もハンドが尽きてトップ勝負になり、引いてきたブリマーズがしばらく生き残ってライフを詰める。対立の終結でトークンごと流された後に、温存していた大天使を出し、勇敢な姿勢や意思の激突で守りきって勝ち。
G2:アナフェンザ→歩行機械出して鼓舞→ブリマーズとクロックを展開し、相手の除去をカウンターで弾きながら殴って勝ち。

四回戦 アブザンウィップ@なかじまさん
G1:ハンデス、除去、アナフェンザ、ウィップと展開され、後続のサイにはなんとか対処するもアナフェンザに殴られ続けて負け。
G2:歩行機械、オジュタイ、大天使と展開して、除去で捌ききられる前に空から殴り勝つ。
G3:ワンマリ後にハンデスを2発くらい、さらに衰滅をくらい、完全に息切れしたところにサイを連打されて負け。

五回戦 アブザンハンガーバック
G1:お互いにマナスクリューでしばらく膠着後、こちらが先に伸びて大天使で行動を縛って勝ち。
G2:ダブマリ後に除去を4発喰らって負け。
G3:ワンマリ後にハンデス2発と除去2発喰らって負け。

最終2-3、無念。
負けは見事にアブザン。デッキ相性がここまで不利では無いはずで、問題はサイドボーディングミス。アブザンの魔除け等の追放除去が多く採られていたため、勇敢な姿勢を減らしてカウンターに差替えてしまったのがまずかった。おかげで盤面を捌かれた後にアナフェンザやサイやロックを出されたときに対処する手段が乏しくなってしまった。冷静に考えれば当然の結果だが、マリガンが多かったことに気をとられて思考が及ばなかった。さらにオジュタイはヘリオッドの槍が無いとアナフェンザにもサイにも相打ちしか取れず、攻撃しても搭載歩行機械から湧いたトークンにチャンプされてしまうので、サイド後はこの枠を悲劇的な傲慢ないしカウンターと差替えるべきだった。準備不足、練習不足が祟ってしまった。
SEには青白コンとアブザンだけが残り青白が優勝したが(青白で準優勝だったコロさん惜しい!)、そのアブザン殺しの青白コンに強かったのは収穫。軽いクロックを展開してスペルで守るという、クロックパーミッション戦略が一番突き刺さる相手だった。お試しのオジュタイの命令も、デッキに合っててなかなかいい仕事してくれた。
今シーズン修了までにもう1、2回はPPTQに出て、SE残るくらいは結果出してみたいねこのデッキで。

ちなみに来シーズンは良い緑白が組めそうになかったら、このデッキをアップデートして使っていこうと思う。信心とは言うもののニクソスに頼らなくても回るデッキで、優良ウィニーがほぼ残る。大天使が使えるというのは、このデッキを組む理由になる。それからBFZデュアルランドサイクルを強く使えるのは単色タッチ1色だし、白蘭の騎士でサーチもできるので美味しい。落ちて痛いのはブリマーズくらいか。あ、エルズペス落ちはこのデッキがどうのこうのとか関係なく、ただただ悲しい。

現状判明しているカードで組むと、こんな感じになるだろうか。
クリーチャー(23)
4 : 搭載歩行機械
2 : アクロスの英雄、キテオン
3 : 族樹の精霊、アナフェンザ
4 : 白蘭の騎士
2: 領事補佐官
2 : 層雲の踊り手
4 : 徴税の大天使
2 : 龍王オジュタイ
その他 (12)
3 : 意思の激突
3 : 勇敢な姿勢
4 : ゼンディカーの同盟者、ギデオン
2 : オジュタイの命令
土地(25)
4 : 溢れかえる岸辺
2: 領事の鋳造所
4 : 大草原の川
4 : 平穏な入り江
10 : 平地
1 : 島
現状ではブリマーズに代わる3マナカードが見当たらないので、層雲の踊り手の変異キャストで無理やり穴埋め。後手なら白蘭+2マナ生物というアクションも取り得るが、少し心もとない。
1,2マナの白い同盟者が出てくれば組み込んでギデオンをより強く使えるし、3マナ3/2で同盟者全体に絆魂を与える生物でマナ域を埋められる。
たぶん軽いのはコモンかアンコモンでプレビューは発売ギリギリになるのかな、フルスポイラーの公開が楽しみだ。

WMCQ大阪レポ

2015年8月26日 レポ
先週土曜日はWMCQ大阪に行ってまいりました。
デッキは緑白星座。
参加者は300人ちょい、9回戦の長丁場。

一回戦ジェスカイ
×カマキリ・カマキリと連打させて対処に追われつつライフを削られ、嵐の息吹のドラゴン。そこから火力二連発。メイン無理なパターン。
×カマキリやジェイスを除去してニクスの星原を出すがすぐさま存在の破棄を打たれ、その後エンドカードを引かずにもたついているとジェイスを出されて変身され、さらにエルズペスを出されて対処できず負け。

二回戦ゴーグルバーン(ティムール)
○マナクリーチャーを除去して動きを遅らせ、紅蓮術士のゴーグルも除去して適当なクリーチャーで殴り勝つ。
○こちらがマナ加速からブン回った動きをして、星原で殴り勝つ。

三回戦マルドゥドラゴン@リュウジ
○相手のダブマリ。
○こちらがダブマリして、囲い・囲い・マルドゥの魔除けと手札を壊滅させられたが相手も攻め手が無い。クルフィックスの洞察力でハンドを回復して空位の玉座の印章着地。相手は嵐の息吹のドラゴン+ソリンで守りを固めてきたが、天使トークンを量産して押し勝つ。

四回戦赤単
×伝令・伝令・占術土地2枚・基本土地3のハンドをキープしたら、土地と女人像しか引かない。ケラル砦の修道院長・ゴブリンの熟練扇動者・チャンドラと展開されて当然間に合わず負け。
×ワンマリしてやむなく前のゲームと似たようなハンドをキープしたら、稲妻の狂戦士でド突かれて大歓楽の幻霊でフタされる。ブロッカーを立てようとライフを減らしたところに火力を連発されてgg。

五回戦赤単
○生物と火力でライフが残1まで削られるが、相手が息切れたところにエルズペスが着地、さらに星原からリカバリーして火力をトップされる前に押し切る。
×お互い除去を打ち合うが相手のチャンドラが対処できず、奥義で極上の炎技をコピーされ12点。
○雄羊・雄羊・女人像とガッチリ守りを固め、ヘリオッドの指図出して殴って勝ち。

六回戦ティムールドラゴン
×2ランドストップしてgg。
×クルフィックスの洞察力でエンチャントがめくれない上にエルズペスと垂直落下がゴッソリ落ちる。その後耐えて耐えてサグのやっかいものと龍王アタルカを悲劇的な傲慢で落とすが、返しに出てきた嵐の息吹のドラゴンに対処手段が残っておらずgg。

七回戦緑白大変異
×ライオンからドロコマ・ドロコマ・勇敢な姿勢でこちらのクリーチャー全部潰されて殴り倒される。
×2ランドストップ。

八回戦青白エンチャントレス
○雲変化を白包囲で強化してタッサの二又槍でドローしながら殴られるが、ニクスの星原→ヘリオッドの指図で押しつぶす。
○存在の破棄を二連発されるが、ヘリオッドの指図→加護のサテュロスx2とインスタントタイミングで展開していって殴り勝つ。

九回戦アブザンアグロ
○ダブマリするが伝令から洞察力でリカバーして一気に展開して押し勝つ。
×ライオン、アナフェンザが止まらず、ドロコマで除去されながら殴りきられて負け。
×ライオン、ロック、ロックと展開され、何とか空位の玉座の印章で天使を出せるところまでこぎつけるが、悲劇的な傲慢を撃たれて負け。

結果、4-5。
不本意な負け方も多々あったが、飛行クリーチャーと悲劇的な傲慢が辛かった。アブザンコントロールみたいな遅めのデッキなら傲慢撃たれても大丈夫なんだけど、空から殴られながら傲慢を撃たれるとどうしようもない。フライヤー連打してくるデッキに対してメインから有利になるように構築することはできないし、今回はメタ的にダメだったっぽい。
上手く回ればダブマリからでも物量戦術が取れるくらい爆発力を秘めたデッキだけど、構造上柔軟な調整ができないのでよくメタを読まないと使えないデッキだった、というのが結論。
青白信心も見捨てずに、両方併用していくのが吉かな。

終了後はころさんと、Finalsチャンプのオカダさんと飯。
オカダさんとは大会の合間合間にフリプしたけど、紅蓮昇天の最新版は独特な構成でなかなか面白かった。次のモダンシーズンでの活躍が楽しみだ。
ごーやんさんともフリプ。この人のモダンもまた個性的で、今回は中隊バント。バント対決は、中隊でどうしても盤面差がついてしまい、なかなか勝てなかった。中隊→キッチン・トラフトという攻守完璧なめくれ方をされることもあった。このタイプのバントも、ちょっと試してみよう。

モダンが恋しい気持ちが強まったけど、スタンもせっかくカードプールが一番広い時期なんだし頑張ってみよう。
飛行機械の諜報網入りの青白アグロのレシピをネットで見つけたので、次はそれを試してみようと思う。

----test----
https://picasaweb.google.com/109879352945144701427/3
MTG近況と新デッキ
MTG近況と新デッキ
またまた更新サボり気味だったので、まとめてレポ。

8/8 ゲームデーin BAT’X

ほんださんの誘いで守口市のBAT’Xにお邪魔。お盆中に堺に移転して「カードショップTOM」と屋号を変えるそうで、BAT’Xとしてはこれが最後の大会だったそうな。
18:00から参加者11人でスタート。
デッキは白信心タッチ青。

一回戦 Bye
二回戦 ボロストークン@ころさん 2-1
三回戦 グルールドラゴン@ふじもんにき 1-2
四回戦 ナヤドラゴン 2-0
SE一回戦 ボロストークン@ころさん 0-2

ということで、実質2-2ながら衰滅プロモは一応ゲット。勝ちあがって優勝したころさんを待っていたら終電がなくなってしまったので、お店のご好意で朝まで店を開けてもらい、店員さんも巻き込んでオールでEDH!
自宅から遠いのであまり来る機会がなかったけど、お座敷スペースもあって友達の家のようにくつろいでマジックができるいい空間だった。堺の新店がオープンしたら、是非お礼を言いに行かなくては。

8/16 日曜ドラフト@BMなんば

お盆を実家でごろごろ過ごしたのち、最終日は大阪に戻ってBMの日曜ドラフト会。

1ドラ目:
開始早々「青い両面出ましたー!」という歓喜の声を聞きつつ、緑の9マナの神話レアを剥いて悲しみを背負う。仕方ないので戦乱の神託者(2白白・絆魂高名1・3/3)をピックして2手ほど白を取るがすぐに白が枯れてきたので赤に色変え。2パック目も3パック目も何だったか忘れるくらいショボレアを流して、安い赤と黒をかき集めてデッキ完成(画像1枚目)。
肉袋の匪賊をはじめとしたCIP/PIG持ちや頭でっかちを死の円舞曲と屍術的召喚でひたすら使いまわして消耗戦を仕掛けるデッキに仕上がった。
結果は3-0で優勝!
赤青の飛行機械ばらまくタイプにはかなり部が悪そうだったけど、ギラプールの歯車造りを自分が3枚ガメてたこともあってか幸いにも当たらず。商品パックから潮流の先駆けFoilが出てきてとりあえずペイ。

2ドラ目:
開始早々「青い両面出ましたー!」という歓喜の声を聞きつつ、黒のトリプルシンボルな神話レアを剥いて悲しみを背負う。さっきの緑のあれよりはマシかなと、きっとデッキには入らないなーとは思いつつピック。ワンチャン使えればラッキーと思いつつ黒除去をピックしていたところ、6~7手目くらいに群れのシャーマンが流れてきたのでエルフをやろうと決意。2パック目はゴブリンの群衆追いが出たのでピックしてとりあえずペイ。その後、節くれ根の罠師やドゥイネンの精鋭が案の定安く取れて、緑黒エルフ完成。
結果は3-0で連続優勝!
13枚のエルフにエルフの神秘家3枚と森の伝書使2枚でわっさーと横に並び、罠師とイェヴァの腕力魔道士でサイズを気にせず殴りにいけるのでかなりアグレッシブに動けた。卓1エルフはやはり強かった。商品から森林の怒声吠えが出てきた。神話3枚も剥いたのに、両面一枚もなしとは・・・

ということで、レア無しの比較的安いパーツだけのデッキで6連勝できたのでちょっと自慢したかっただけだったのだ。
アーキタイプを意識すればボムが無くてもカードパワーをシナジーで補えるので、この環境のドラフトは好きだ。仲間内でウィンストンや4ドラもよくやるけど、結構勝率いいので環境との相性がいいのかもしれない。

----------スタンの新デッキ----------

ゲームデーで使った白信心タッチ青は、こんなレシピ。

土地 (25)
4 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3 : ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
4 : 啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment
3 : 平穏な入り江/Tranquil Cove
10 : 平地/Plains
1 : 島/Island
クリーチャー (21)
2 : アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros
2 : 族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit
2 : 領事補佐官/Consul’s Lieutenant
4 : 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid
3 : オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos
4 : 徴税の大天使/Archangel of Tithes
1 : 太陽の神、ヘリオッド /Heliod, God of the Sun
3 : 龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai
その他 (14)
2 : 意志の激突
4 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 : 見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen
1 : 軽蔑的な一撃
2 : ヘリオッドの槍/Spear of Heliod
3 : 太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion
サイドボード (15)
4 : 前線の僧侶/Cleric of the Forward Order
2 : 絹包み
2 : 天界のほとばしり/Celestial Flare
1 : 異端の輝き/Glare of Heresy
2 : 軽蔑的な一撃
2 否認 /Negate
2 : 集団の石灰化/Mass Calcify

マナカーブ通りに展開して一度盤面が出来上がってしまえば容易には覆させない強さがあり、消耗戦になっても重いカードで戦えるようになっている。がしかし、序盤に重いカードがダブつき後半軽いカードをトップしてくるというチグハグな展開もよくあり、どうにも安定感にかける。元々のチャネルファイヤーボールのウェスコーのレシピよりも軽くしてテンポよく動けるように工夫したが、それでもモッサリする。
エルズペスをガン積みできるビートダウンだったので気に入って使っていたけど、ラウンド数が増えると安定感の無さが致命的なのでお蔵入り。

そこで、PTオリジンで脚光をあびた緑白星座に目をつけた。仲間内でも緑白星座でゲームデーで勝ちまくってるやつがいて、アブザンに滅法強かったというのが興味深い。
Kyle Boggemes作のデッキリストを見ると、シンプルでコンセプトがわかりやすいが「序盤に万神殿の伝令が引けないか即除去されると動きが悪くなる」というのが弱点に思えた。
そこで土地と削って森の女人像を入れて、伝令への依存度を下げることにした。さらに宗教上の理由でエルズペスINして完成。苦手な嵐の息吹のドラゴンへの回答にも、一応なる!
土地 (24)
4 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 花咲く砂地/Blossoming Sands
4 : 豊潤の神殿/Temple of Plenty
7 : 森/Forest
5 : 平地/Plains
クリーチャー (18)
4 : ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram
2 : 森の女人像/Sylvan Caryatid
4 : 万神殿の伝令/Herald of the Pantheon
4 : クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix
4 : 開花の幻霊/Eidolon of Blossoms
その他 (18)
3 : 絹包み/Silkwrap
3 : 払拭の光/Banishing Light
4 : クルフィックスの洞察力/Kruphix’s Insight
1 : 開拓地の包囲/Frontier Siege
2 : ニクスの星原/Starfield of Nyx
1 : ヘリオッドの指図/Dictate of Heliod
3 : 空位の玉座の印章/Sigil of the Empty Throne
1 : 太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion
サイドボード (15)
4 : 加護のサテュロス/Boon Satyr
3 : 停止の場/Suspension Field
3 : 垂直落下/Plummet
2 : ドロモカの命令/Dromoka’s Command
1 : 払拭の光
1 : 悲劇的な傲慢
1 : ヘリオッドの指図

フリプしてみた感想・・・

青黒歩行機械(メインのみ):ウギンで流されるのが辛い。とはいえ2枚くらいまでならプレイング次第でリカバー可能。一旦は流される前提で全展開せずにハンドを温存しながら勝つには練習が必要。サイド後は加護のサテュロスがウギン対策に有効そう。
アブザンアグロ(メインのみ):相手先手でライオン、アナフェンザと攻め立てられると辛いけど、雄羊で足止めして時間を稼げればあっという間に盤面を埋め尽くして押しつぶせる。有利。
アブザン歩行機械(サイド込み):星座に効くと言われている悲劇的な傲慢をメインから積んでいるタイプとやった。確かに撃たれると盤面がほとんどまっさらになる。が、開花の幻霊とクルフィックスの洞察力のおかげでハンドが常に潤沢なので、いくらでも再展開できる。青黒コンと違ってカウンターがなく除去もそこまで濃くなく、序盤のクロックも大きくはないので、傲慢を撃たれるまでやりたい放題展開できて、撃たれても容易に再展開できる。
グルールドラゴン(メインのみ):相手先手のマナクリマナクリドラゴンという流れがキツイ。また、伝令頼みの初手で乱撃斬や龍詞の咆哮を打ち込まれると減速してやはりドラゴンで削りきられる。女人像からスタートできれば妨害を受けずに展開できるので初手にあったときの安心感が大きい。先手ゲー感はあるがメインはやや不利かな。

前情報通りアブザンに有利な上に、傲慢入りのアブザンですら相性差が覆らなかったので、今のメタで充分戦えそうだ。
これで今週末のWMCQに行って来ようと思う。

なお日曜日は別件が入ってしまったので、仮に初日抜けても土曜日でドロップしなければならない模様。無念・・・・

最近すっかり更新サボってたので、今月のMTGの活動レポをまとめてつらつらと。

まずモダンから。
現状のレシピはこれ。
土地 (22)
2 : 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 : 寺院の庭/Temple Garden
2 : 繁殖池/Breeding Pool
2 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
2 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
1 : 秘教の門/Mystic Gate
1 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
1 : 平地/Plains
2 : 島/Island
1 : 森/Forest
クリーチャー (24)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
2 : 極楽鳥/Birds of Paradise
4 : タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 : 復活の声/Voice of Resurgence
2 : クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
3 : 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
3 : 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 : 修復の天使/Restoration Angel
その他 (14)
4 : 流刑への道/Path to Exile
3 : 手練/Sleight of Hand
2 : 呪文嵌め/Spell Snare
1 : 呪文貫き/Spell Pierce
2 : 謎めいた命令/Cryptic Command
1 : 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
1 : ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
サイドボード (15)
3 : コーの火歩き/Kor Firewalker
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
2 : 静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
2 : 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
2 : 石のような静寂/Stony Silence
1 : 原基の印章 /Seal of Primordium


7/14 BMなんば火曜モダン
一回戦 アブザン中隊2-1
二回戦 親和 2-1
三回戦 グリク双子 1-2
残念2-1。最後の双子は相手の完璧なブン回りとこっちのキープミスからの事故で二本落としたのだったかな確か。双子相手に呪文嵌めはキープ基準にならないことを忘れていた。

7/19 PPTQ 1# of 2016@もくもくランド
一回戦 無駄省きハンデス 2-0
二回戦 アブザンジャンク 2-1
三回戦 親和@リュウジ 1-2
四回戦 タルモ双子 0-2
2-2ドロップ。ダイス全負け&ほぼ全ゲームマリガンで心折れた。むしろそんな状態でよく2勝できたと自分で自分を褒めてあげたい。夕方泣きながらBMいったらスネークにきに「リュウジに負けたん?www」と軽く煽られてさらにむせび泣く。
次は先週の出来事なので、記憶があるうちに詳しく書き残そう。

7/25 PPTQ 1# of 2016@BMOサイドイベント
一回戦 ウィザード双子
1-1× 教主焼かれて土地2枚でストップしているところに、魂の洞窟指定ウィザードから瞬唱、ヴェンディリと好き放題やられて負け。面白いギミックだ。
1-2○ 極楽鳥を焼かれた返しにタルモを出し、さらにリンヴァーラを出して双子コンボを封じつつ殴りきる。サイド後の理想的な展開。
1-3○ トラフトに差し戻しを2回くらうが、3度目に着地した後はカウンターと除去でひたすら守りながら殴って勝ち。ラストターンにブロッカーとしてテフェリーが出てきて危なかったが、謎めいた命令で打ち消したのでセーフ。洞窟経由なら勝てていたかわからない。
二回戦 アミュレットランプ
2-1× 初動で精力の護符こそ設置されなかったものの、花盛りの夏を連打してひたすらマナ加速され緑タイタンが着地して、そのまま殴り倒される。手錬一枚以外はクリーチャーと土地しか引けなかったので、干渉する手立てがなかった。
2-2× クァーサルの群れ魔道士で護符をケアしたが、護符を2枚貼られて止めきれずにタイタンまで繋げられて負け。
三回戦 バントアグロ!!@ごーやんさん
3-1○ 「バントさん!ファンなんです!今日僕バントで出てます!」と声かけてもらい、何回かフリプして遊んでいたら当たってしまったwバントアグロの同系対決という時代錯誤過ぎるマッチアップ、一本目はごーやんさんが無念のダブマリで圧勝。
3-2○ カウンターと除去の撃ちあいになりトップ勝負になったところでこちらのエルズペスが着地して勝利!
四回戦 キキジキアブザン@スネークにき
4-1○ まさかの身内二連戦wいつぞやBMでボコされたので、リベンジの機会到来だ。タルモを並べて相手のサイ等を流刑で飛ばしつつクロックを刻んでいき、最後はブロッカーを謎めいた命令でどかして勝利。
4-2○ リンヴァーラでマナクリーチャーを封殺して動きを止める。相手にクリーチャーがならんできたらギデオンに引き付けて、エルズペスでクロックを加速して勝ち。
五回戦 ジェスカイコントロール@ヤスダさん
5-1○ 相手が2ランドで止まってしまいそのまま勝ち。
5-2× マグマのしぶきを2連打、さらに瞬唱でもう1発飛んできてこちらの盤面が崩壊。息切れたところにケラノスが着地して負け。
5-3○ 2tトラフトが着地して3tから攻撃開始。瞬唱で相打ちを取られるが2体目のトラフトを出し、さらに相打ちブロックを修復の天使でかわして勝ち。試合後に友人から「あの人レガシーの強豪だよ!ビクマで連載持ってる人だよ!」と聞いてビックリ。全然知らずにフツーに会話しながらやって、フツーに勝ってしまった・・・
六回戦 オルゾフトークン(ソウルシスターズ)
6-1× 4-1まで頑張り握手で抜けかと思いきや、オポが悪くガチを強いられる。そしてこのマッチアップである。魂の従者、管理人、未練ある魂連打連打、刃砦の英雄と好き放題展開されて圧負。
6-2× 2ターン目のトラフトから教主を計3体並べて相手にチャンプブロックを強いさせ、神の怒りを一発カウンターで弾くが、二発目を防げず。まっさらになったところでずっと温存されていたテューンの大天使を出され、さらに幽体の行列。すでに清浄の名誉が置かれている状況だったので、この盤面をどうにもできずに負け。

結果、4-2。相性が五分以上の相手にはキッチリ勝利してバブルマッチまでたどり着くが、最後の当たりは本当に不運。こればっかりは、どうしようもないか。久々にそれなりの規模の大会で結果を残せそうだっただけに、本当に残念だ。
空き時間はごーやんさんとひたすらフリプ。ウチのレシピを参考に自分なりにアレンジしたバントアグロを組んでくれて、嬉しい限り。ごーやん版バントアグロのパーツの中では、勇敢な姿勢がなかなかいいチョイスだと思った。破壊、ダメージ系の単体除去に対するカウンターになりうるし、包囲サイや育ったタルモ、軟泥など大型クリーチャーをデメリット無しで除去できる。突然の衰微を擁する緑黒絡みのデッキに対して、かなり良いサイドボードになりそう。
現状ジャンド、緑白タッチ黒のアブザンアグロ(ロクソドンの強打者、包囲サイ、萎れ葉のしもべとサイズがあってキツイ)に対して不利なので、これを克服するためにサイドに複数枚採用したい。他にもオジュタイやアゾリウスの魔除けも入っており、新しいカードを積極的に試していくその姿勢は是非見習いたいものだ。
勇敢な姿勢を入れて、こんな感じにすることを検討中。
土地 (22)
2 : 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 : 寺院の庭/Temple Garden
2 : 繁殖池/Breeding Pool
2 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
2 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
1 : 秘教の門/Mystic Gate
1 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
1 : 平地/Plains
2 : 島/Island
1 : 森/Forest
クリーチャー (24)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
2 : 極楽鳥/Birds of Paradise
4 : タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 : 復活の声/Voice of Resurgence
2 : クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
3 : 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
3 : 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 : 修復の天使/Restoration Angel
その他 (14)
4 : 流刑への道/Path to Exile
3 : 手練/Sleight of Hand
2 : 呪文嵌め/Spell Snare
1 : 呪文貫き/Spell Pierce
2 : 謎めいた命令/Cryptic Command
1 : 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
1 : ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
サイドボード (15)
3 : コーの火歩き/Kor Firewalker
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
2 : 静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence
2 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
1 : 呪文貫き/Spell Pierce
1 : 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
1 : 石のような静寂/Stony Silence
2 : 勇敢な姿勢/Valorous Stance
1 : 原基の印章 /Seal of Primordium

メインはよほどのことがない限り、現状からいじる気無し。一方サイドボードは常に試行錯誤。呪文貫きはメインに1枚取っていることもあり、2枚サイドインすることがなかなかなかったので1枚に減量。墓堀りの檻と石のような静寂も特定の相手には凄く欲しいけど効く範囲が狭いので、それぞれ1枚に減量。あいたスペースに先述の勇敢な姿勢2枚、トークン系やエルフ、親和など、軽クリーチャーを一気に展開するデッキに対して盤面差を覆せるので仕組まれた爆薬の2枚目を投入。
今週末のPPTQが、自分が出られる中では今シーズン最後になるので、なんとか有終の美を飾りたい。入賞デッキとして、店舗のHPに載るのが目標!

あとついでにリミテの話。
今月はオリジン発売月だったこともあり、結構やった。
プレリは1-2、1-2と悲しみを背負ったものの、ドラフトは好調。BMなんば日曜ドラフトで、2週連続で2-0スプリットできた。野良ウィンストンも結構勝率がよく(主にこつじから毟り取る)、箱剥かなくても神話レアがほぼ一通り揃った。
自分が好んで組んでいるのは、赤白と緑黒。
赤白は低マナ域の高名クリーチャーが強力で、クロックが速い。おすすめは地底の斥候、これでハーダの自由刃やアクロスの兵長の攻撃を強引に通して高名にさせると中盤まで盤面を制圧してくれる。1~2マナの高名持ちを秘儀の掌握や満月の呼び声で強化する戦術も強力で、即座に対処されなければゴッソリライフを削り取ってくれる。欠点は色拘束がきつく2~4マナ域がダブルシンボルのオンパレードになりがちで、均等二色でも色事故を起こしやすいこと。色事故で序盤もたついたときのために、劣勢をまくれる重いボムが一枚は欲しい。実際に使った中では、レアのギデオンの密集軍とアンコモンの永遠警備の歩哨がこの役割に適任だった。永遠警備の歩哨はぶっ壊れてる、初手取りレベルの強さ。
緑黒はやはりエルフ。エルフを参照するカードはどれも強力で、とりあえず1枚押えておいて2枚以上取れたら迷わずエルフ一直線。エルフの頭数が思ったほど揃わなくとも、緑黒専用の群れのシャーマンは単体でも3マナ3/2+1点ライフロスと上々な性能なのが良い。これと狂暴な吸血者をかき集めて、ひたすらライフロスさせまくるデッキを組めたときはなかなか強かった。2マナ2/3タップインのゾンビがソートのせいか大量出現することがよくあるので、そうなれば低マナ域を簡単に厚くできる。ただしこのゾンビが戦場に出てタップされている間に軽い高名持ちに殴られることもあるのが、やや大きなデメリットか。全除去で流してデーモンやワームや巨人といった怪獣を叩き付ける戦略も取れるので、今回の緑黒でできることは幅広く複合戦略も取り易い。よほど枯れていない限りどう組んでもそこそこしっかりした構成になってボムを活かせるデッキを作りやすいので、今回の緑黒は大のお気に入りだ。

スタン、はまだフリプくらいしかしてないので、自分のデッキの話はまた後日に。スタンといえば、BMなんばのドラフト仲間のアレックスことアレッサンドロ・コーテスが自作デッキを使ってBMOのTop8に入賞した。赤茶単バーンともいうべき、今までに全くなかったタイプのデッキ。
20land
16《山/Mountain》
4《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》

20creature
4《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
4《飛行機械技師/Thopter Engineer》
4《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
4《ピア・ナラーとキラン・ナラー/Pia and Kiran Nalaar》
4《ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep》
20spell
4《マグマの噴流/Magma Jet》
4《焦熱の衝動/Fiery Impulse
4《かき立てる炎/Stoke the Flames》
4《爆片破/Shrapnel Blast》
4《極上の炎技/Exquisite Firecraft》
15Sideboard
4《焙り焼き/Roast》
4《弧状の稲妻/Arc Lightning》
2《前哨地の包囲/Outpost Siege》
2《領事の鋳造所/Foundry of the Consuls》
3《粉々/Smash to Smithereens》

日曜日にフリプさせてもらったけど、メインはまー勝てない勝てない。本人いわく「火力が60点分くらい入ってるから、相手のライフが20点減った状態でゲーム始めるようなもんだよ」という謎コメントwけど言うとおりこれにメインで勝てるデッキ数少ないと思う、実際スイスラウンドはメイン全勝、サイド後もほとんど落とさずにシングルまで駒を進めた。シングルでは瀬畑のアブザンに切られてしまったのが本当に惜しかった。
詳しくは言わないけど本人としてはまだまだ調整の余地があるそうなので、アップデート版が楽しみだ。
このデッキが流行ればケラル砦の修道院長は爆上がりすると思うから、相場師の皆さんは早めに抑えておくことをおススメします。

PPTQと後手考察

2015年6月29日 レポ
日曜日のPPTQにじいろくじら。

一回戦 ジャンド 2-1
二回戦 4C残酷コン 1-2
三回戦 赤緑トロン 0-2
四回戦 ジェスカイトラフト 2-0
五回戦 ナヤバーン@ころさん 0-2
六回戦 ティムール双子 1-2

2-4
火曜日のBMとは打って変わって惨憺たる結果に・・・・
あきらかにやっちまったのが敗因なのは2ゲーム。
まず二回戦2ゲーム目、メインで呪文滑りを見ていたのでグリクタッチ白の双子かと思っていて双子ケアしてギデオンをずっとプラスし続けていたけど、やっかい児も総督も血清の幻視も全く見なかったので、2ゲーム目の5、6ターンくらいで双子に見切りをつけ、さっさとライフ詰めにいけばよかった。おかげでタルモやら他のクリーチャーを全部除去され8マナある状態で殴打頭蓋を引かれてライフを持ち直されて負け。
あとはころさんのナヤバーンとの1ゲーム目。相手先手1ターン目のゴブリンの先達に絶対流刑への道を撃たねばならない状況で、手札の緑白ギルランではなく青緑フェッチをセットしてしまい、ペイ2がペイ3になってしまう。そして盤面を捌ききってこちらが殴りにいける状況になったときに、ころさんの残り2枚のハンドが稲妻稲妻で負け。残7ならば稲妻・稲妻とこられても1残るし、稲妻・2マナ4点火力なら呪文嵌めで消せてたので1ターン以上生き延びて殴り勝てる可能性があった。ライフ1点の重みを実感した。

それ以外はどうしようもない状況が多かった。1ランドストップが2回ほどあったり、ケアしようもないタイミングで月置かれたり、ワムコと天使3体でダメージレースしてるときにウギントップデックされたり。
それとこの日は六回戦中五回後手だったのもキツかった。誰でもそういう日はあるし、運が無かったと諦める・・・のは簡単だけど、ダイスで負けたあとのゲームプランがちゃんと立てられているか、もう一度よく考えてみよう。

今使ってるバントアグロ(レシピは前回参照)は自分で構築したわけだけど、2ターン目ないし3ターン目に2アクションが取れるように、1マナのカードを16枚採用している。
そのうち能動的に撃つマナクリーチャー(貴族の教主、極楽鳥)とドロー操作(手練)が9枚、受動的に構える除去(流刑への道)とカウンター(呪文嵌め、呪文貫き)が7枚。相手の情報が何もないメインデッキの1ゲーム目、先手なら必ず能動的なスペルから入る。しかし後手の場合動く前に相手の初動を見るため、撃つか構えるかという選択肢が発生する。この際の判断基準をハッキリさせておけば、ダイスで負けた試合の勝率が改善するのではないかと考えた。

そこで、相手の先手1ターン目の土地と初動スペルから、1マナスペルのうち何を優先すべきかを考察してみようと思う。例によってソースは晴れる屋のデッキデータベース、最新2週間のデッキのうち明らかなローグを除いたものを対象にする。

土地の種類→初動から、その場合のアーキタイプが何なのかと初動をどうすべきかを考えていく。

《青白フェッチ》
→立ててゴー
:ジェスカイトラフトないしジェスカイコントロールの可能性大。どちらも2ターン目に動くことはないので、能動的に動いてよい。最優先は手錬、次善は焼かれる前提でのマナクリーチャー。焼くにはペイ3しなければならないので2マナ連打でライフを詰めにいくプランが取れる

《青黒フェッチ》
→ハンデスまたは立ててゴー
グリクシス双子、グリクシスコントロール、グリクシスデルバーのどれか。2ターン目に展開される可能性があるのは、呪文滑り(双子)か若き紅蓮術士(コントロール)。紅蓮術士→ギタクシア派の調査でトークンを出されるのが最悪の流れだが確率は低く、呪文滑りも出てからの対処で間に合うため、初動は手錬ないしマナクリーチャー優先。
→デルバー
デルバーで確定。マナクリーチャーから展開して2ターン目に3マナ使えるようにする。
→血清の幻視
双子でほぼ確定。同じくマナクリーチャーを優先する。

《赤黒フェッチ》
→ハンデスまたは立ててゴー
グリクシス双子、グリクシスコントロール、グリクシスデルバー、ジャンドのどれか。ジャンドの場合、次ターンに闇の腹心、タルモゴイフというパワーカードが控えている可能性が高いので青黒よりも判断が難しくなる。ハンデスのために持ってきた土地が黒緑ならジャンド確定。もし呪文嵌めが残されたかファーストドローで引いてきた場合、牽制のためにも絶対に構えてゴーすること。無ければマナクリーチャーを展開する。優先度は呪文嵌め(緑が見えた場合)=マナクリーチャー(それ以外の場合)>手錬>流刑への道>呪文貫き。
→信仰なき物あさり
グリセルシュートないしジャンドドレッジの二択。マナを寝かせて返すと2ターン目にリアニメイトを決められる可能性があるので、墓地に伝説のクリーチャーが落ちたら絶対にカウンターを構える。大したものが落ちなかった場合、呪文嵌めならば構えてもよいが呪文貫きであれば構えずにマナクリーチャーを優先した方がよい。

《赤緑フェッチ》
→立ててゴー
ナヤZOO、ナヤバーン、ティムール双子。可能性の高いのはバーン。稲妻を構えつつ2ターン目に2マナ火力ないし大歓楽の幻霊を狙っていると見るべき。そのため、呪文嵌めは無条件に構え、青絡みのフェッチが置ければ呪文貫きを構える。2マナ速攻の生物はいないので流刑への道は後回しでよい。マナクリーチャーは即焼かれるならまだしもエンドに稲妻本体→相手2ターン目に焼尽の猛火という最悪の裏目があることには注意しないといけない。その代わり、生き残れば2ターン目に台所の嫌がらせ屋ないしトラフトを狙えるためリターンは大きい。ハンドに2マナ生物がたくさんいるなら無理には出さない。優先度は呪文嵌め>呪文貫き>マナクリーチャー=構えているフリ(ハンドによる)>流刑への道>手錬。
→ゴブリンの先達、僧院の速槍、渋面の溶岩使い
ナヤバーンほぼ確定、青い土地から溶岩使いを出した場合のみティムール双子をケアする。流刑への道の重要度が非常に高まる。流刑が撃てるなら絶対撃つ(溶岩使いは自ターンのうちに、先達速槍は相手のターンの戦闘ダメージ解決前までに)。無い場合は苦しくなるが、先達速槍なら猛火リスクを取ってでもマナクリーチャー、溶岩使いなら回答を探しに手錬を撃つかカウンターを構える。ティムール双子の場合、2点ダメージを飛ばされてでも流刑への道は相手のターンに入ってから撃つこと。双子に2ターン目に3マナを与えるのは非常に危険。
→野生のナカティル
ナヤZOO確定。火力は稲妻のみなのでマナクリーチャーの信頼性が上がる。2ターン目にさらにクリーチャーを展開される可能性が高いが、受けに回るよりもこちらも全力展開することを最優先すべき。4マナ域には集合した中隊が控えているので、流刑への道は序盤3ターン以内に使ってはならない。優先順位はマナクリーチャー>呪文嵌め>手錬>呪文貫き=流刑への道(どちらも初動ではない)。
→貴族の教主
ナヤカラーのギルランならナヤZOO確定だが、森か繁殖池を持ってきたなら感染の可能性が非常に高い。感染であれば、2ターン目に荒廃の工作員を通さないために呪文嵌めがあれば絶対に構えるべし。1マナ立てて工作員を出された場合、流刑への道は使途の祝福で弾かれる危険がある。
→ぎらつかせのエルフ
感染確定。流刑への道があれば自ターン中に除去すること。除去できない場合、呪文貫きがあれば次ターンアタックでの毒撃をかなり軽減できる可能性があるので有用。呪文嵌めは2ターン目のオールイン毒撃を防ぐことはできないが、普通に殴った後に工作員ないし呪文滑りを出すプランを妨害することができるので、多少は有用。流刑、貫きが無い状態で、謎命令があるならマナクリーチャー優先、ないなら嵌め優先。
→信仰なき物あさり
ジャンドドレッジで確定。動きは先述の通り。

《緑白フェッチ》
→貴族の教主、極楽鳥
ナヤZOO、アブザンジャンク、アブザン頑強のどれか(極楽鳥ならナヤZOOは消える)。いずれもマナクリーチャーが最優先。赤緑の土地を持ってきたならZOO確定なので先述の通り。緑白ならアブザン系の可能性が高まる。頑強の場合、根の壁、アナフェンザ、漁る軟泥、呪文滑り等々、2マナクリーチャーが豊富で2ターン目に1+2で動くことも多いため、呪文嵌めの有用性が高い。アブザンジャンクは2マナが復活の声+クァーサルの群れ魔道士で計3~4枚程度の場合もあれば、緑黒寄りでタルモ、闇の腹心を取っている場合もあるので、呪文嵌めの有用性は読めない。トータルで見ると、呪文嵌めが効く可能性は五分五分くらいなので、手錬を撃つよりはとりあえず呪文嵌めを構えるというのが良さそう。無論、マナクリーチャーがあればそれを優先。
なお、森・繁殖池から教主の場合は感染と考えて動くこと。
(そう考えると、バントの初動教主は感染デッキと思わせるミスリードの効果があるのか)

《白黒フェッチ》
→ハンデス
緑黒寄りのアブザンジャンクか白黒トークン。ジャンクであれば先述の通り、白黒トークンの場合は苦花や無形の美徳の可能性もあるため呪文嵌めに加えて呪文貫きの有用性も高い。白黒土地を持ってきてハンデスを撃たれた場合、マナクリーチャーを出すよりも可能ならばカウンターを構えて牽制する方がいいことも多そう(特に、初手にカウンターがなくファーストドローで引いてきた場合)。

《青赤フェッチ》
グリクシス双子、グリクシスコントロール、グリクシスデルバー、イゼットデルバーのどれか。基本的に青黒フェッチの場合と同じだがライフの支払いが大きいのでハンデスはまず飛んでこないという違いはある。それ以外はほぼ同じなので省略。

《緑黒フェッチ》
→ハンデス
緑黒寄りのアブザンジャンクかゴルガリジャンク。どちらにせよ2ターン目が危険なので可能ならば呪文嵌めを構え、それ以外はマナクリーチャー優先。詳細は緑白参照。
→貴族の教主、極楽鳥
アブザンジャンクかアブザン頑強。マナクリーチャー優先だが、呪文嵌めと手錬なら呪文嵌めを構えたほうがよい。



・・・・ちょっと疲れたので一旦途中アップ。
ぼちぼち続きを書きます。






test
https://plus.google.com/photos/109879352945144701427/albums/6168342652689678833/6168346676480910850?pid=6168346676480910850&oid=109879352945144701427
先週の日曜日はさかいやのモダンPPTQに行ってきた、が。

一回戦 黒単拷問台0-2
二回戦 グリクシス双子0-2

ドロップ!!
何と言うか、体調が悪くて頭回らないのが半分そのせいでイライラして集中力がないのが半分で、全然マジックできるコンディションではなかった。開始前のフリプでパッとカードの効果が思い浮かばない時点で「あ、今日やべーや」と思ったのが案の定だった。ちょっと疲れてるくらいならまだマジック楽しいんだけど、こんなにプレイが苦痛な日は久しぶりだった。気分転換に3ドラしたけど、プレイングはやっぱりダメダメ。
まあこんな日もある、ということなのかな・・・・
平常時の自分のプレイングも十分ガバガバだけど、それでもいかに頭を使っているかがしみじみ実感できた。

気を取り直して、BMなんばの火曜モダンに参加。

一回戦 ナヤバーン2-1
メインは1マナ連打されて呪文嵌め2枚を握り続けて死んだけど、サイド後はコーの火歩き+キッチンでバーン戦術を崩壊させて勝ち。ラストは相手が1ランドストップして勝ち。

二回戦 オルゾフトークン2-0
メインは未練ある魂を裏表合わせて4発くらい撃たれたけど、謎命令とギデオンでトラフトの攻撃を通して勝ち。サイド後は相手の怒涛のハンデスと流刑の連打からこちらがマナフラッド、相手が2ランドマナスクリューの状態でしばし硬直、その後、後引きしたトラフトが対処されずに勝利。

三回戦 トリコトラフト 2-1
メインはお互いトラフトと修復天の打ち合い。こちら土地3枚+教主の状況で地盤の際を2枚構えられたため、マナを伸ばせずに苦しい展開に。しかし結局賛美の分アタッカーの鏡撃ちで有利になり、スクリュー気味のままなんとか殴り勝つ。サイド後はタルモ+修復天により相手のライフを2まで落とし込むが、トップデッキされた誘惑撒きに修復天を奪われ、さらに殴打頭蓋を出されてライフゲインされ始めて負け。ラストはカウンターと除去の応酬の後に相手のトラフトから出た天使トークンに流刑への道を2発撃ち、さらに殴打頭蓋のトークンにも流刑を撃ちながらタルモで殴り続け、最後は殴打頭蓋を装備したトラフトをエルズペスで飛び越えて勝ち。最後のアタックでは相手が4マナ立ってたので除去や修復天を撃たれてたら返しのアタックで死んでた。三試合とも接戦で試合後は相手さんも晴れ晴れとした様子だった。スポーツのようなマジックをエンジョイできた!

というわけで、全勝して商品券ゲット!BM火曜モダンは3-0、2-1、3-0と何故か安定して好成績。毎週必ずは出れないけど、練習の場としては最高なので今後も継続的に出て行きたい。


デッキは今こんな感じ。


Honor Bound

(バントアグロ)


土地 (22)
2 : 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 : 寺院の庭/Temple Garden
2 : 繁殖池/Breeding Pool
2 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
2 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
1 : 秘教の門/Mystic Gate
1 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
1 : 平地/Plains
2 : 島/Island
1 : 森/Forest
クリーチャー (24)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
2 : 極楽鳥/Birds of Paradise
4 : タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 : 復活の声/Voice of Resurgence
2 : クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
3 : 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
3 : 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 : 修復の天使/Restoration Angel
その他 (14)
4 : 流刑への道/Path to Exile
3 : 手練/Sleight of Hand
2 : 呪文嵌め/Spell Snare

1 : 呪文貫き/Spell Pierce
2 : 謎めいた命令/Cryptic Command
1 : 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
1 : ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
サイドボード (15)
3 : コーの火歩き/Kor Firewalker
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
2 : 静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
2 : 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
2 : 石のような静寂/Stony Silence
1 : 原基の印章/Seal of Primordium


メインは最近2マナ以外のクリティカルなスペルが増えてきた印象なので、呪文嵌めを減らして呪文貫きをIN。しかし嵌めも依然として流刑への道を撃ちたくない序盤の補助的な除去の役割があるので、最小2枚は確保しておきたい。

サイドは自然の要求を原基の印章へチェンジ。要求は1マナとはいえ流刑への道や呪文嵌め&貫きよりも構えるターンが長くなりがちでテンポロスが大きいので、先置きできる印章をチョイスしてみた。


今週末のにじいろくじらPPTQこそは、万全のコンディションで望みたい。

モダンはひたすら練習と調整あるのみ!鍛え上げればどんなデッキにもワンチャンある!!

ということで、久々にBM火曜モダンに行ってきた。レシピは前日記の通り。

一回戦 ドレッジ
ゲーム開始前にシャッフルしながら
相手「いやーこのデッキほんとローグなんでね!」
バ「いやいやーウチもローグさでは負けてないっすよー」
という茶番を演じる。
G1:相手2マナストップで墓所這い2体と復讐蔦で殴る、こちらマナフラッドでタルモ1体で必死に止める。そのうち相手が3枚目の土地を引いて回りだして負け。
G2:ヴェンディリでロッテスのトロールを抜いて墓トロールディスカードを阻止して動きを鈍らせ、さらに修復の天使でヴェンディリを再利用して安全確認しながら殴り勝つ。
G3:相手がダブマリで動きが芳しくなく、クリーチャーの物量で押し勝つ。
2-1

二回戦 緑赤トロン
G1:こちらダブマリ、サーチ打たれまくって4ターン目にウギンが着地して終了。
G2:呪文貫き、ヴェンディリオン、呪文貫き、探検の地図に自然の要求と、とにかく相手のサーチをつぶしまくってトロンが揃わないようにしてあとワンパンまで追い詰めるが、ライブラリートップから足りなかった魔力炉が降ってきてウギン着地。
0-2

三回戦 親和
G1:後手ワンマリからフェッチ1枚と教主、タルモと復活の声がいたので土地引けなくても教主が生きれば十分動けると判断してキープ。しかし相手の先手1ターン目が0マナカード連打モードだったので、仕方なく教主を出さずに呪文嵌めを構えてGo。案の定出てきそうになった電結の荒廃者を打ち消すものの、次のターン土地を引けずに教主をプレイするのみ。結局追加の土地を引けたのは3ターン目でこの間のテンポロスが響き、相手が荒廃者と頭蓋囲いを追加してきて負ける。
G2:今度は教主スタートから2枚目の土地をちゃんと置けたので、さらに教主タルモと全力展開。相手は例によってバババっと並べてきたので、大霊堂のスカージに流刑への道を撃ち、エルズペスでタルモを飛ばしてダメージレースを仕掛ける。相手が頭蓋囲いを出してきて、ペスを一撃+本体に大ダメージとなるアタックをしてきたところでハーキルの召還術。ここで大きくテンポを得て、ペスの飛行付与で殴り続けて勝ち。
G3:相手さん、トリマリ。
2-1

トータル2-1。
なんだかマリガンで決まったゲームが多かった気がするけど、まあ順当なところか。
しかしトロンが辛い辛い。最近トロンが結果出して増えてきているようなので、トロン対策を真剣に考えてみよう。

まずはサイドボードの見直し。ハーキルの召還術は親和相手に効果絶大だけど、対親和専用カード。親和とはマッチ単位で勝率5割を超えているので、これを抜いて親和とトロンに兼用できる2枚目の石のような静寂を入れる。
石のような静寂はトロンによく効くカードで、これ1枚で探検の地図、忘却石、彩色の星、彩色の宝球をシャットアウトできる。彩色シリーズを止めることで色マナが得られなくなるので、二次的に古きものの活性や森の占術、紅蓮地獄を止められる可能性もある。
アップデート版のレシピ。
土地 (22)
2 : 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 : 寺院の庭/Temple Garden
2 : 繁殖池/Breeding Pool
2 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
2 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
1 : 秘教の門/Mystic Gate
1 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
1 : 平地/Plains
2 : 島/Island
1 : 森/Forest
クリーチャー (24)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
2 : 極楽鳥/Birds of Paradise
4 : タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 : 復活の声/Voice of Resurgence
2 : クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
3 : 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
3 : 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 : 修復の天使/Restoration Angel
その他 (14)
4 : 流刑への道/Path to Exile
3 : 手練/Sleight of Hand
3 : 呪文嵌め/Spell Snare
2 : 謎めいた命令/Cryptic Command
1 : 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
1 : ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
サイドボード (15)
3 : コーの火歩き/Kor Firewalker
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
2 : 静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
1 : 自然の要求/Nature’s Claim
2 : 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
2 : 石のような静寂/Stony Silence

このレシピで、メインとサイドの戦い方を改めて検討してみよう。

メインデッキでの1戦目、自分も相手もデッキがわからない前提なので普通にキープする。相手がトロンとわかったら、とにかく全力展開する!ここで最悪なのが1ターン目貴族の教主2ターン目聖トラフトの霊という展開を紅蓮地獄で流されることだが、逆に流されなければ必勝パターン。初戦で相手が紅蓮地獄を求めてマリガンすることはないだろうし、撃たれる裏目のリスクより撃たれないリターンのほうがでかい。ただし呪文嵌めがあるなら、タップアウトしてトラフトを出さずに他の2マナ以下のクリーチャーを出しつつ構えた方が良い場合が多い。
スムーズに3ターン目にトロンを揃えられても、実はまだ勝てる可能性は十分ある。ここで出てくる定番はカーンかワームとぐろエンジン。ワームとぐろは一番対処が簡単で、流刑への道でこちら被害ゼロ。無くても複数アタックして1体がブロックされてからクァーサルの群れ魔道士を起動してワームを破壊すれば、トークンが2体残るがライフを得させることはない。カーンはこちらのパーマネント1つを追放してくるが、聖トラフトの霊に触ることができない。そうでなくても出たターンに対処できるのは初戦1つなので、教主タルモタルモなどで十分な打点が作れていれば1体を処理させても攻撃を継続してくる。最近はマイアの戦闘球なんてのが取られてるが、実は7マナではこれが一番厄介かも。流刑への道を撃ってもワームと違ってトークンが4体も残るのでかなり時間を稼がれる。
問題は4ターン目以降に8マナ以上出るようになったとき。ウギンだけはどーしてもどーにもならないです。ウギンが着地して負ける確率は95%。残り5%はライフを3以下まで削っていて、ウギンが出たターンの終わりに修復の天使を出して勝つパターン。幸い4ターン目はこちらも謎めいた命令が使えるようになるターンなので、手札にあるのならば絶対に構えたい。
こうして見てみると、メインボードで勝つためにはとにかく手札を使い切るくらい展開せねばならず、よって一度でもマリガンすると勝率がぐっと落ちる。対するトロン側はビッグスペル1枚撃てれば勝てるので、ワンマリくらいなら悠々とできてしまうし、ダブマリでもトロン3枚と重スペル2枚で圧勝できてしまう。トロンとの相性差はこの点につきる。

サイドボーディング。
メインでは相手のトロンが揃う前提で動かねばならなかったが、サイド後はトロンを揃える作業に妨害を挟める。トロン発動の予備動作となる軽いスペルや置物をとにかく縛ることを考える。
IN(8)
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
1 : 自然の要求/Nature’s Claim
2 : 石のような静寂/Stony Silence
OUT
3: 台所の嫌がらせ屋
1: 流刑への道
3: 呪文嵌め
1: ギデオン・ジュラ
それぞれのカードの役割は・・・
ヴェンディリオン三人衆:3マナ瞬速パワー3とトロン戦では1マナ軽い修復の天使。状況に応じてビッグスペル、サーチ、除去など抜くものを選べるのでいつ引いても強い。ただし、選択肢が多いので能力の使い方が難しい。
仕組まれた爆薬:あまり強いサイドではないが、相手のマナが無い隙をついてX=1で出して即爆破するのが主な用途。地図との1対1交換でも十分有効。ワームやマイアの戦闘球から出てきたトークンの処理にも使える。
呪文貫き:呪文嵌めよりかなり広範囲に撃てる。石のような静寂で置物を止めることができれば、トロンを素引きで揃えられたときのカーンやウギンへのケアに温存できる。
自然の要求:これもあまり強くないが、マナが寝た隙に地図を破壊するのが主な用途。忘却石、ワームを割る仕事もできる。デメリットの4点ライフが大きいので、今は撃つべきときなのか十分考える必要がある。
石のような静寂:ヴェンディリとならび対トロンのキーカードに据えている。初手にあれば最高、なるべく早いターンに出してトロンを探すのを阻止する。トロンが揃った後に引いてくるとほとんど紙切れと化すのが弱点。

サイド後の戦い。トロン側の予想されるサイドボーディングは、天使ケアの引き裂く流弾、追加の紅蓮地獄、置物ケアの自然の要求(3戦目に追加されるか)、ダメージレースを阻止すべくスラーグ牙、などであろう。この中で真に辛いのは紅蓮地獄で、他はメインボードと比べると大した脅威とはならないので、サイド後の相性はメインよりは良くなるだろう。あまり考えられないが、万一忌むべき者のかがり火まで入れてヒステリックに全体火力を連打してくるようになったら、台所の嫌がらせ屋に代えてトラフトをアウトしよう。
初手の組み合わせとして理想的なのは土地+マナクリーチャー計4枚(土地0を除く)、サイドボードの中から1~2枚、高打点のタルモorトラフト、だろう。初動マナクリーチャーは必須で、2ターン目にヴェンディリオン・トラフトか、タルモ+1マナで貫きか要求を構え、3ターン目には4マナカードないし1~3マナカードの2アクションが取れるようになっていればいいだろう。
サイド後もクリーチャーの枚数は減らさないので打点は落ちないが、全力展開ではなく適度にクロックを用意しつつ妨害スペルで相手をスピードダウンさせるバランス感覚が求められる。クロックを優先しすぎて妨害をおろそかにすれば最速4tウギンで全部台無しになることも十分ありえるし、逆に妨害を構えつづけてクロックが足りなければ、無為にゲームが長引き素引きでトロンが揃ってしまう可能性が高くなる。サイドインしたカードはヴェンディリを除きどれも賞味期限が短いのも難しいところ。理屈はわかっているが実際に上手く立ち回るには何度もやってみるしかないので、練習あるのみ。
ということで本多先生、スカイプよろしくおなしゃす!

モダンPPTQ蒼猫亭
モダンPPTQ蒼猫亭
先週土曜日は神戸の蒼猫亭主催のPPTQに遠征してまいりました。
兵庫県民会館の会議室が満員となる参加者68人、7回戦の長丁場。
(写真は県民会館から撮った兵庫県庁舎)
結果は以下の通り。

一回戦アブザンジャンク2-1
二回戦ジェスカイトラフト2-1
三回戦イゼット双子2-0
四回戦ジャンドコントロール0-2
五回戦アミュレットブルーム1-2
六回戦イゼット双子2-1
七回戦イゼット双子2-1

5-2の・・・・・


オポ差9位!!!めちゃめちゃ悔しい!!!!
六回戦終了時点で4-2中オポ3位で、最終戦で1位か2位の人を斬ったんだけど、残る1人に僅かに及ばず!!
入賞すればDig Cardsに掲載されるチャンスだっただけに、本当に残念でならない。

けどよくよく考えれば、PPTQで二週連続いい成績を残せてるので、これは多少自信を持ってもいいんじゃないかな。
特にトップメタの一角である双子を三人も斬れたのは嬉しい!決して楽勝ではなく毎回ギリギリのところで勝ってるんだけど、たくさん練習しただけあってこのバントでの双子相手の立ち回りは熟知しているつもり。かなり細かい話になるから今日は書かないけど、いろいろあるんですよコツが。

一方敗戦はジャンドとアミュレット。ジャンドはフェアデッキ殺しで相性が悪い上に、ボブを除去できずかつボブが土地をめくり続けるという二重三重の不利があったのでやむなし。7回戦中1回こういうことが起きるのは許容範囲。
問題はアミュレットブルーム。知識として頭の片隅にはあったが、実際に対戦するのは実はこれが初めて。今日トップ8に残れなかった敗因は、これの一戦目の初動に尽きると思う。こちら先手、フェッチから繁殖池サーチ、貴族の教主ターンエンド。相手の初動は宝石鉱山をセットして血清の幻視。メタデッキでこんな動きをするのはアミュレットしか存在しないのでここで特定できたはずなのに、アホなわたくしはこのときイマイチピンと来ていなかった。そして2ターン目、クァーサルの群れ魔道士という絶好の対策カードを出した。しかしこのときの思考は「クロックを出しつつ3ターン目に天使あるいは引いてきた謎命令を構えられるよう、土地を処理していこう」というもの。そして島と活発な野生林の2択で、活発な野生林を選んでしまった・・・。返しのターンに精力の護符が出てきたがもう後の祭り。バウンスランドから春の鼓動→原始のタイタン→処刑者の要塞でほぼゲームエンド。このゲーム、クァーサルの群れ魔道士を出してちゃんとマナを立てていれば、こちらのクロックは高かったので十中八九勝っていたはず。経験不足というのもあるけど、それでもデッキの存在や動き方は知っているのだから、正直寝てたとしか言いようがない。未熟さを自覚させられたゲームだった。

ちなみに今回使ったレシピ。
土地 (22)
2 : 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 : 寺院の庭/Temple Garden
2 : 繁殖池/Breeding Pool
2 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
2 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
1 : 秘教の門/Mystic Gate
1 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
1 : 平地/Plains
2 : 島/Island
1 : 森/Forest
クリーチャー (24)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
2 : 極楽鳥/Birds of Paradise
4 : タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 : 復活の声/Voice of Resurgence
2 : クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
3 : 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
3 : 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 : 修復の天使/Restoration Angel
その他 (14)
4 : 流刑への道/Path to Exile
3 : 手練/Sleight of Hand
3 : 呪文嵌め/Spell Snare
2 : 謎めいた命令/Cryptic Command
1 : 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
1 : ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
サイドボード (15)
3 : コーの火歩き/Kor Firewalker
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
1 : 静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
1 : 自然の要求/Nature’s Claim
2 : 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
1 : 石のような静寂/Stony Silence
1 : ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall
1 : 至高の評決/Supreme Verdict

変更点はリンヴァーラ。双子や臓物の予見者、マナクリーチャーを止められるのは言わずもがな。対ジャンドでは本戦では残念ながら引けなかったものの、ふじもんさんとの練習では漁る軟泥、オリヴィア・ヴォルダーレン、渋面の溶岩術士といったキツイところを止めて大活躍だった。稲妻や突然の衰微では倒せない堅さも頼もしい。マナクリーチャーを経由して3ターン目に出せると強烈なので、増量を検討しよう。

今週末はさかいやのPPTQに出場予定。ポカミスは極力減らしつつこの調子でいきたい。

モダンでPPTQ

2015年6月8日 レポ
先週土曜日はモダンバントにて初の競技イベント、アメドリなんば主催PPTQに出場してまいりました。
これまで決して馬鹿勝ちはしてないけど、一部を除いてメタ上のどのデッキとも五分にはやりあえる自信はあった。いざ出陣!


一回戦 グリクシス双子
○先手2ターン目にトラフトを出してそのまま殴り勝つ。
×後手2ターン目にトラフトかヴェンディリで迷ってトラフトを出したところ、返しに紅蓮地獄で裏目。次ターンヴェンディリで血染めの月を見てボトム送りにして、安心してフェッチからギルランを持ってきたところ、2枚目の月を設置されてヴェンディリが除去されまけ。
○相手が土地1枚でストップしたおかげで勝ち。


二回戦 ジャンドドレッジ
○初動2ターン目タルモだが土地2枚で止まってしまい、墓地も肥えずタルモが1/2から育たぬまま墓所這いに2発どつかれる。3枚目の土地を引き込みキッチンを展開してライフゲインしつつ守りを固め、トラフトを連打・チャンプアタックして天使トークンのダメージで削りきる。
○相手の2tロッテスのトロールを呪文嵌めで消してタルモを展開し、お互い展開が止まっている間にタルモで削る。しかしゴルガリの墓トロールの発掘で墓所這いが2枚落ちて復讐蔦がリアニされ、さらにグルマグのアンコウまで出されて一転してピンチに。しかし相手のライフも詰まっていたのと活発な野生林が見落とされていたため、返しのフルパンチでギリギリ勝ち。


三回戦 イゼット双子
○タルモタルモと展開し、2マナ立てた状態で群れ魔道士を出して双子をけん制しつつ殴り勝つ。
○相手のヴェンディリオンにハンドを落とされて上からクロックを刻まれ、こちらの復活の声とタルモは仕組まれた爆薬で流される。しかし残った声トークンと追加のタルモで殴りつけ、謎めいた命令フルタップ→瞬唱フラッシュバックのフルタップの延命を呪文貫きで阻止して勝ち。


1-2のひどいミスはあったものの、早々に3-0してあとはIDIDで念願のTOP8が確定する!しかし・・・


四回戦 イゼットt白双子
×相手の1ターン目溶岩使いに極楽鳥とタルモを除去され、さらにヴェンディリオンを出されて完全制圧され負け。
×2ターン目にタルモを出した返しに呪文滑りを出される。これはクァーサルの群れ魔道士で即座に除去するが、相手の3ターン目に血染めの月。1-2の反省で月をケアするつもりでいたが、フェッチもマナクリーチャーも引けていないのではどうしようもない。平地と島はかろうじて引いてきて修復の天使のクロックと呪文貫き、呪文嵌めで何とか戦うが、結局双子コンボは止められずに負け。


握手を求めたが「上位抜けしたいから」と蹴られて負かされてしまった。デッキ構築もテンプレから外れて独自に調整したようだし、プレイングも上手かったのできっと自信があったのだろう。隣の全勝卓もガチったおかげで2連敗してスイス落ちもチラつき始めるが・・・


五回戦 ほねさん

無事ID!!DNを下さってる方で、デッキから自分と気づいて頂けた。リンクしましたんで今後ともよろしくです!



スイス終了、3-1-1オポトップの5位で念願のTOP8入り!!

しかし下位抜けのため初戦は後手確定、さらに相手は・・・・



SE一回戦 ナヤバーン@ころさん(吾作)

×1ターン目溶岩使いが除去できずに盤面制圧され、焼き殺される。

○ガイドスタートでまたライフが一気に落ち込むが、天使連打で止めつつ空からクロックを刻み、最後はカウンター2発撃って本体火力を防いで残1で何とか勝ち、一矢報いる。

×教主が焼かれて土地が2枚で止まり、流刑一発とタルモ出しただけで何もできなくなり死亡。


ということで、無念のSE1没。しかしPPTQでは初めてのTOP8入りだしモダン版ティレルちゃんの初陣としてはかなりいい出来!

その後、モダマスウィンストンでころさんにきっちり借りを返してコジレックFoilをブン捕り即売却。4500で3パック買って4500キャッシュバックされたのであった。



結果も上々だったし、デッキはいい感じに仕上がってる。あとは選択肢の多さからいまだにキープミス、プレイングミスが目立つので、ひたすら練習あるのみ!

あとは微調整で、BGや緑・黒単にしか劇的に効かないミラディンの十字軍を解雇して、墓掘りの檻を採用してみる。

死せる生をとめられないのは痛いが、これでアンフェアなデッキに対してもう少し楽に戦えそうだ。




土地 (22)
2 : 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 : 寺院の庭/Temple Garden
2 : 繁殖池/Breeding Pool
2 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
2 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
1 : 秘教の門/Mystic Gate
1 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
1 : 平地/Plains
2 : 島/Island
1 : 森/Forest
クリーチャー (24)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
2 : 極楽鳥/Birds of Paradise
4 : タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 : 復活の声/Voice of Resurgence
2 : クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
3 : 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
3 : 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 : 修復の天使/Restoration Angel
その他 (14)
4 : 流刑への道/Path to Exile
3 : 手練/Sleight of Hand
3 : 呪文嵌め/Spell Snare
2 : 謎めいた命令/Cryptic Command
1 : 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
1 : ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
サイドボード (15)
3 : コーの火歩き/Kor Firewalker
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
1 : 自然の要求/Nature’s Claim
2 : 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
1 : 石のような静寂/Stony Silence
2 : ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall
1 : 至高の評決/Supreme Verdict
千葉旅行から帰ってきたので、旅日記。

≪金曜日≫

ラストチャンスGPTシールドA:
チェックパックでボブが出てきた。参加費8000円には足りないけどちょうど欲しかったのでドロップ。

ラストチャンスGPTシールドB:
チェックパックで双子とタルモが出たので音速ドロップ丸。
結局シールドの練習できましぇんでしたー。

8人モダン:
一回戦 青緑感染1-2
一没

8人モダン:
一回戦 リビングエンド2-1
二回戦 風景の変容2-0
スプリットでモダマス6パック!

Foil争奪モダン:
一回戦 グリクシスデルバー 2-0
二回戦 ソウルシスターズ 1-2
三回戦 ナヤZOO 2-1
2-1で軍族童の突発と掻き立てる炎のFNMプロモ!

≪土曜日≫

グランプリ本戦:
1bye明けにもらったプールが、燎原の火、全ては塵に、大竜巻と全除去が大量にあるものの、ファッティが空に届くマンタとウラモグの破壊者しかいないプール。部族の炎もあったし緑マナサポも多めだったので赤緑ドメインにしたものの、忘却の輪と太陽の槍のある白をタッチすべきだったと組んでから後悔。
結果は2-3ドロップしょぼん。いいとこナッシングでした。
大爆発、謎命令、全塵がお持ち帰りできたのがせめてもの慰み。

≪日曜日≫

8人モダン:
一回戦 アブザンアグロ 0-2
一没

8人モダン:
一回戦 ソウルシスターズ 2-0
二回戦 親和 2-1
スプリットでモダマス6パック!

8人モダン:
一回戦 アブザン無限頑強 2-0
二回戦 ジャンド 1-2
二没

ここで会場から撤退。
お土産の6パックを車中でむきむきしたところ、謎命令とキキジキと、何と教主のフォイルが出てうっひゃー!!
リミテッドは全然だけどレアの引き運だけは強かった。

ちなみに一番印象的だったのが、最終日8人モダンの対ジャンドの三戦目。3ターン目にヴェンディリオンでハンドを覗いたところキッチンキッチン軟泥軟泥で除去無しだったのでそのままに、こちらのハンドに至高の評決があるのはコジレックの審問でばれている。上からヴェンディリで殴りつけるがライフが全然減らせず、逆にこちらのライフがキツイ。そんな中スペルを唱えるためにフェッチを切る場面があり、極楽鳥が存命していたこともあってライフ温存のため島を持ってくる。お互いのライフが7になったところで相手のクロックの方が大きかったので意を決して至高の評決で流す(キッチンは頑強済だったこともある)が、極楽鳥が流れたことで活発な野生林が起動できなくなり、後続の教主も焼き殺されて結局相手のミシュラランドに殴りきられて負けてしまった。あのときライフを払ってでもフェッチからショックランドを持ってきていれば全除去後も野生林でプレッシャーをかけられていただけに、実質土地の置きミス一回で負けてしまった。
まだまだバントを使いこなせていないなーと実感させられるゲームだった。

クールなデッキをクールに乗りこなせるようになるまで、精進精進!
ここ数週間モダンのバントアグロを調整していてわかったこと。
 
このデッキは構築もプレイングもとにかく難しい!今まで使ってきたデッキの中でも屈指のじゃじゃ馬。

これには色の問題が大いに関わっていて、一見すると貴族の教主、タルモゴイフ、聖トラフトの霊、修復の天使、流刑への道、呪文嵌めとモダン一線級のカードが揃っていて強そうに見える。しかし、他の多色デッキと比べ致命的な欠点を抱えている。それは、軽くて汎用性のある妨害カードがないこと。例を挙げると、コジレックの審問、思考囲い、突然の衰微、稲妻といったところ。軽いスペルはあるものの、流刑への道は土地を与えるデメリットがきつく、呪文嵌めは対象が限られる、ドロモカの命令は格闘のためのクリーチャーが必要と、どれもカードパワー相応の短所を抱えている。おかげで特に序盤の立ち回りがとても難しく、早速1ターン目からマナクリーチャーやドローを撃つか、流刑や呪文嵌めを構えるか、タップイン土地を処理するか、という悩みが始まる。土地の展開の仕方も、白のダブルシンボルと青のトリプルシンボルが共存している上に緑クリーチャーのターン内2アクションも取れるようにしたいので、中盤以降を考えてなるべく受けが広いようにしなくてはならず、かつ相手によってはショックインのダメージも極力避けないといけない。

何も考えずに生物を全展開すればカウンターや除去で致命的なスペルやパーマネントに対処する機会を失うし、警戒して構え続けているとターン内に複数アクションを取られて盤面差がついてしまう。自分のデッキを熟知した上で相手の動きも予想しないと簡単にゲームを落とす。逆に適切に動ければ相手の動きをシャットアウトしつつ速やかにダメージレースを仕掛けて勝つことができる。繊細さゆえに構築、プレイング、引き運、全てが求められる難易度の非常に高いデッキなのである。

・・・・という自分の実力にまったくそぐわないものが誕生してしまいましたとさ。

実際使ってて吐きそうになったり心が折れかけることもあるけど、伊達に(無駄に長年)バントの人をやってきたわけじゃない!これを乗りこなしてこそ名実ともにバント使いになれると信じて日々調整と練習に励んでおります。

というわけで、先週土曜日と今週火曜日のBMのモダン大会の簡易レポ。

5/24 BIG CUP MODERN

一回戦 黒単ポックス2-1
メインは相手のダブマリから小悪疫→精神ねじ切りとベストムーブをされてどうしようもなかったが、サイド後は相手の動きが芳しくないこととミラディンの十字軍が強くて勝ち。

二回戦 ジェスカイ8稲天@Snake 1-2
元「だがMTG」勢。こちらはパワー3飛行警戒速攻に終始手を焼き、流刑と火力いっぱい引かれて負け。

三回戦 アブザンタッチ赤 0-2
メインは除去除去きらめく願い→ヴェスコーバの血男爵と動かれて負け。血男爵対処不可能すぎてヤバイ。サイド後は神の怒りで場を流された後のドローが土地ばかりで負け。

四回戦 ティムール双子@ryouさん 0-2
元「だがMTG」勢その2。メインは2ターン目トラフトから削りきる前に双子コンボ決まってGG。サイド後は双子パーツを全抜きされて対策カードが腐ったところで、高原の狩りの達人に対処できずに負け。

五回戦 ジャンド 2-1
漁る軟泥にキッチンとタルモを封殺されて言わされるが、例によってミラディンの十字軍が強い強い。

2-3、無念。
相手のデッキを理解できていないせいで2択、3択で弱い選択肢を選んでしまっていることと、消耗戦になったときにカードパワーで押し負けている印象。

そんな折、パン1兄貴ことフジモンさんから「ギデオンとかどうよ?」とおススメされたので、試してみることに。確かにギデオンはモダン環境で1対1交換で確実に対処できるのは思考囲いか大渦の脈動くらいだし、攻撃強制でブロッカーをどかせられるので攻める局面では追加の謎めいた命令のように使えるし、守る局面では謎命令より強い。

・・・と、思ったのだが結果やいかに。
他にもいろいろ調整して平日大会へ。


5/26 BMなんば 火曜モダン

一回戦 バーンタッチ緑 2-1
メインはライフが多いうちにエルズペスが着地して、相手の速槍やガイドを引き受けてくれたおかげで場固めが完了して勝ち。二戦目はガイドガイド速槍とどうしようもない動きをされ一本落とすが、三戦目はコーの火歩きで守ってギデオン着地して勝ち。強いぞギデオン!

二回戦 ナヤバーン 2-1
メインはひたすら軽クリーチャーを並べて物量勝ち。二戦目はマリガン後白マナが土地から出ない手をキープして案の定教主が焼かれ、後引きした土地も島島ガヴォニーだったのでどうにもできず。三戦目は流刑流刑修復の天使からのギデオンで蓋して勝ち。マジで強いギデオン!

三回戦 アブザンコントロール 2-0
メインは教主バッパラから謎命令二連発で序盤をしのぐが、包囲サイが2体出てくる(1体打ち消したのに・・・)。そこでわざと復活の声2体をチャンプブロックさせて5/5トークンを2体製造してサイを止め、修復の天使で勝ち。サイド後は呪文嵌めでタルモを消しつつ生物を展開するが、滅びで流れる。さらに展開した生物も滅び。そこからトップ勝負になるが、ミラディンの十字軍、聖トラフトの霊と対処しずらい生物を展開できて勝ち。

BMなんば平日大会、初の3-0でございます!
バーンに対してメインから強い構成にしていたのが当たりだった。それからギデオン、マジで強い!殴ってくるデッキに対しての制圧力は、スタンダードのとき以上かもしれない。

現状のデッキはこれ。

土地 (22)
2 : 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 : 寺院の庭/Temple Garden
2 : 繁殖池/Breeding Pool
2 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
2 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
1 : 秘教の門/Mystic Gate
1 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
1 : 平地/Plains
2 : 島/Island
1 : 森/Forest
クリーチャー (24)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
2 : 極楽鳥/Birds of Paradise
4 : タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 : 復活の声/Voice of Resurgence
2 : クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
3 : 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
3 : 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 : 修復の天使/Restoration Angel
その他 (14)
4 : 流刑への道/Path to Exile
3 : 手練
3 : 呪文嵌め/Spell Snare
2 : 謎めいた命令/Cryptic Command
1 : 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
1 : ギデオン・ジュラ
サイドボード (15)
3 : コーの火歩き/Kor Firewalker
2 : ミラディンの十字軍/Mirran Crusader
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
1 : 自然の要求/Nature’s Claim
1 : 石のような静寂/Stony Silence
2 : ハーキルの召還術
1 : 至高の評決/Supreme Verdict

血清の幻視は使ったターンに限っては1マナ1ドローでしかないので手練にしたところ、とても使い勝手がいい。カードパワーは高いけど汎用性のないカードで出来ているこのデッキを回すにはうってつけの性能だった。
スカイプで回した感じをみても、なかなかいい仕上がりになってきている。

明日からはいよいよGP千葉!本戦のシールドがメインだけど、地味にサイドイベントのモダンも楽しみ。ここで経験値をつんでさらに調整し、来月のPPTQに備える!
モダンの洗礼を味わってきた。

BMなんばの火曜モダン杯にバントアグロで出ました。
結果は以下の通り。

一回戦 グリクシスデルバー 2-0
○2ターン目に相手がフェッチ起動→「あ、スリーブ裂けてる!ちょっと換えます」→サーチ再開→シャッフル→「あれ、手札がない??」・・・・手札をライブラリーに混ぜてシャッフルしてしまったようで、修復不可能な状況になったのでゲームロス裁定。世にも珍しい、イカサマの懲罰以外で一般イベントでのゲームロス。相手さん、お気の毒。
○1ゲーム目は見なかった山がセットされ教主がこんがり。復活の声は呪文嵌めされ厳しい立ち上がりになるが、3枚目の土地をひいてヴェンディリオン二連打。ここに稲妻を使わせてハンドを黒除去のみにしたところで、ミラディンの十字軍を二連打。一体は瞬唱稲妻フラッシュバックでやられるが、もう一体に飛んできた電解は呪文貫きではじいて殴り勝つ。

二回戦 ナヤバーン 0-2
×速槍スタートから火力を連打され、あっという間に死亡。流刑も呪文嵌めも引けないとメインは辛い。
×ゴブリンの先達を2連打されて除去とブロッカーで対処できたときにはライフが9。相手も息切れてきたところで、タルモを立てつつ修復の天使+賛美でライフを詰めにいく。トップされた火力をさらに撃たれてライフが2まで減ったところで、修復の天使のアタックを跳ね返す掌で反射されて負け。どうせ火力でも死んでたけど、この負け方は予想外でびっくり。

三回戦 無駄省きポックス 1-2
×初動バッパラの返しに小悪疫を撃たれてあばばばするお約束の展開からスタート。さらにリリアナ、小悪疫、精神ねじ切りと戦場もハンドもボロボロにされて群れネズミにどつかれて負け。辛すぎる。
○初動教主から2ターン目に極楽鳥を出して呪文嵌めを構えて小悪疫を徹底ケア。小悪疫でなく無駄省きが来たので、とりあえずカウンター。その後はリリアナや小悪疫でまたボロボロに削られるが、タルモを4枚引ききって相手が対処しきれずに勝ち。
×後手初動は島立ててエンドしたところ、やはり無駄省きから来たのでカウンター。返しに復活の声を出すが除去され、さらにトークンも除去されグルマグのアンコウが着地。ここでヴェンディリオンを出してコジレックの審問をボトムに送りハンドを守ってミラディンの十字軍を着地させるが、紅蓮地獄をトップされてGG。

モダンバント初陣は無念の1-2。
バーンとポックスはもともと相性がキツイというのもあるが、身内で親和使ってる人が多かった影響でメインを親和対策寄りにしたのが裏目に出た。
刃の接合者というアイデアはよかったが、現状のメタでは親和が減っているそうなので代わりに台所の嫌がらせ屋にした方がよさそう。サイドも合わせればキッチン3+コーの火歩き3、加えて復活の声やタルモゴイフもいるので、血染めの月さえケアすればかなり勝率が改善するのではなかろうか。

土曜日にBMなんばで月一のモダン大会があるので、次の目標はそこで勝ち越すことかな。

先週末もバント三昧。

5/8 FNM/BMなんば
デッキはいつものバント。

シディシウィップ1-2
ボロストークン2-1
アブザンランプ2-1

2-1
シディシウィップは相性的に勝てそうだったのに事故死して残念。

5/9 PPTQミルウォーキー/イエサブ京都
デッキは同じくバント。

スゥルタイコン2-0
アブザン大変異1-2
エスパードラゴン2-1
アブザン大変異1-2
アブザンミッドレンジ1-2
ティムールドラゴン2-0

3-3
エスパードラゴン相手にナーセットの奥義撃たれたけど勝ったのがピークだった。アブザンに屈辱の三連敗。アブザンコントロールには相性いいけど、中軽量の生物の多いタイプのアブザンは辛い。要調整だな。

その後京都遠征したころさん、すーさん、こじーまさんと4ドラ。
卓一の青に城塞の包囲をタッチした青白テンポ組んで2-0、1位で龍記伝アタルカと再編シルムガルをゲット!霜歩き出してバウンスとタップ連打して地上固まったらオジュタイの召喚で空から削るゲームか、城塞の包囲でハメるゲームだった。包囲強いのは当たり前だけど、青も不人気でガメれればそこそこ強いデッキが組める。

5/10 日曜ドラフト/BMなんば

1ドラ目:赤緑タッチ熟達 1没
1-1狩りの統率者、スーラクピック、2-1龍の降下ピックから赤緑になり、3-1で見えざるものの熟達をピックし赤緑タッチ白に。最終的にスーラク、龍の降下、狩りの先駆け、見えざるものの熟達、龍鱗隊の将軍とレア以上が無駄に豪華になったものの、赤も緑も人気だった故アンコモン以下のパーツが貧弱なデッキに。そして案の定1没。レアに引っ張られてピックが歪むいい例になってしまった。取りきりで助かった・・・  

2ドラ目:赤黒タッチ奔流の精霊 2-0スプリット
1ドラ目の反省でレアカラーに捕らわれず流れを読んでのピックを心がける。結果、黒除去5枚火力2枚と疾走する戦暴者(5/4疾駆)2枚を含む大量の疾駆持ちの入った赤黒を組めた。レア以上は奔流の精霊、血顎の狂信者。ゲームもブロッカーは除去で排除しつつ疾駆も絡めて毎ターンライフを詰める動きができて2-0。1回だけ奔流の精霊→疾駆・疾駆・ブロッカーフルタップ10点!という動きができて気持ちよかった。

以上、なんだか構築よりドラフトの方が強かった週末でした。

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ちなみに、土曜日に一晩かけて家捜しを決行し、モダンのバントを組みました。
自宅ストレージを数千枚漁ったところ、神ジェイスやフォイルZENフェッチがノンスリーブで折れ曲がりかけてるのを見つけて吐いた・・・

日曜にBMに集まった面々はモダンを持っていなかったものの、どうしても対人戦で回してみたくて無理無理に異種格闘技戦を挑む!
まずはタイニーリーダーズ、白単アナフェンザ。さすがにハイランダーにはきつい勝負だったようで、3-0。これはさすがに参考にはできない・・・
続いてレガシー、BUGテンポ(デルバーレス)。目くらまし、FoW、不毛、TNN、Dig、大梟とレガシーのカードパワーにゲロるが、流刑への道、エルズペス、修復の天使、活発な野生林が強くて結構こちらも健闘する。1-3だったけどテンポデッキ殺しの大梟さえいなければ五分弱くらいの勝率にはなりそう。大梟だけはトークンと相打ちさせる以外どう対処してもアドを失うので無理だ・・・
ともかく、下の環境のテンポデッキともつばぜり合いができて満足満足。

レシピは暫定でこんな感じ。
土地 (22)
2 : 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 : 寺院の庭/Temple Garden
2 : 繁殖池/Breeding Pool
1 : 氷河の城砦/Glacial Fortress
2 : 内陸の湾港/Hinterland Harbor
2 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
2 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 : 平地/Plains
2 : 島/Island
1 : 森/Forest
クリーチャー (20)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
3 : 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
4 : タルモゴイフ/Tarmogoyf
2 : クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
3 : 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
2 : 修復の天使/Restoration Angel
その他 (18)
4 : 流刑への道/Path to Exile
2 : 蒸気の絡みつき/Vapor Snag
3 : 血清の幻視/Serum Visions
2 : 呪文嵌め/Spell Snare
2 : 差し戻し/Remand
1 : マナ漏出/Mana Leak
1 : ドロモカの命令/Dromoka’s Command
2 : 謎めいた命令/Cryptic Command
1 : 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
サイドボード (15)
3 : コーの火歩き/Kor Firewalker
2 : 漁る軟泥/Scavenging Ooze
3 : 呪文滑り/Spellskite
2 : 最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll
2 : 否認/Negate
1 : 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
1 : 至高の評決/Supreme Verdict

前エントリのレシピはころさんから「勝ち筋が細そう」というご指摘を頂いたので、キッチン→トラフトに。やっぱり強いデッキだからHappy Mtgに載るんだよなぁ・・・。
ドロコマは試運転ではタルモタルモのにらみ合いを打破する狙い通りの動きをしてくれた。他にも、双子相手に呪文滑らない除去(エンチャント生贄のモード)、赤系相手に対火力カウンター兼除去としての役割も想定。
しかしスタン以上に除去が強い環境なので、格闘、+1/+1カウンターのモードを使うときは細心の注意を払わないといけないのが難点かな。
サイドは対赤単偏重にしてるけど、親和対策も増やした方がいいかも。
コンボにはメイン打消しとトラフトの高速クロックで結構有利がつくはずなので、サイド後は打ち消しの効き辛いバーン、アグロをメタっていく方向で調整するつもり。
マナリークは差し戻しの代用。アンコだしGP千葉出れば1枚くらい自然に入手できる、よね。

あと今通常版使って組んでるけど、ウチにあるFoilあるだけ使おう。
教主とかフェッチとかキラッキラになるぞ、フフフ・・・

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