セレズニア考察(っぽいチラ裏)
2012年11月15日 デッキ考察 コメント (14)今セレズニア、緑白ビートダウンは大きくわけて二つのタイプがある。
中速「集団的祝福」型と高速「荘厳な大天使」型。
中速「集団的祝福」型は、修復の天使とCIPクリーチャーのシナジー中核に据え、集団的祝福で盤面を制圧するアドバンテージを重視したタイプ。
サンプルは以下の通り。
一方、高速「荘厳な大天使」型は軽くて打点の高いクリーチャーと銀刃の聖騎士の二段攻撃、怨恨のトランプル、荘厳な大天使の多重賛美などの強化手段を組み合わせてとにかく相手のライフを削りきることを重視したタイプ。
以下サンプル。
他にもクリーチャータイプを人間に統一した緑白人間や終末・遥か見・大軍のワーム等が入ったビッグマナなどもあるけど、主流はこの2タイプではないだろうか。
環境初期は高速型が主流だったものの、コントロールが増えたことと集団的祝福が発見されてからは中速型が取って代わり高速型は下火になりつつある。
高速型は4~5ターンで20点ダメージを叩き込むように設計されているので、火力の無いビートダウンならば打点で圧倒できる。
しかしインスタントの火力や除去を撃たれると大きくテンポが削がれ、全体除去を撃たれるとリカバーが難しく、コントロールや火力の入ったデッキには分が悪い。
そこで序盤の打点を重視せず、単体除去を連打されても息切れしにくく全体除去後のリカバーがしやすく、さらにライフゲインにより本体火力も相殺できる中速型が登場した。
以前のエントリーにも書いたけど、二つのタイプの有利不利をまとめると以下の通り。
≪中速型≫
-おそらく有利-
トラフトゴー(青白・青白t赤)
ミッドレンジ(青白・青白t赤)
青白コン(青白・バント)
ラクドス・赤単
-たぶん五分以下-
青白人間
ジャンド
緑白高速型
リアニメイト
≪高速型≫
-きっと有利-
緑白中速型
青白人間
リアニメイト
-もしかすると五分以下-
トラフトゴー
ミッドレンジ
青白コン(青白・バントコン)
ラクドス・赤単
ジャンド
この通り、相性がガラッと変わる。
最近のメタでは中速型が勝ち組で高速型はかなり厳しい状況にあるけど、高速型には中速型と、にわかに流行りつつあるリアニメイトを食えるという利点がある。あともはや考察とかいうレベルの話じゃないけど、高速型の方が好きだ。う~ん悩ましい。
それだったらいいとこどりしちゃえばいいじゃない!
メインは高速型をベース集団的祝福・修復の天使・鷺群れのシガルダを加えたニュートラルな形を取り、サイド後はケンタウルスの癒し手・スラーグ牙といったCIPクリーチャーを入れて中速型にシフトしたり、荘厳な天使を入れて高速型に寄せたりと相手に応じてデッキをチェンジできる。
というのが、高速型と中速型を使ってそれぞれ苦手なデッキにボコられて出した結論。
緑白とかリアニが多そうな大会だったら、サイドの荘厳とメインの修復を入れ替えちゃえばいいだけ。
メタに合わせたカード選択とか苦手で、しかもデッキは緑白じゃなきゃヤダ!っていうわがままな僕みたいな人、というか僕におススメ。
そりゃそうだわ、自分のために作ったデッキだし。
中速「集団的祝福」型と高速「荘厳な大天使」型。
中速「集団的祝福」型は、修復の天使とCIPクリーチャーのシナジー中核に据え、集団的祝福で盤面を制圧するアドバンテージを重視したタイプ。
サンプルは以下の通り。
土地 (24)
2 : 平地/Plains
9 : 森/Forest
4 : 寺院の庭/Temple Garden
3 : 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
2 : 魂の洞窟/Cavern of Souls
4 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
クリーチャー (26)
4 : アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim
3 : 東屋のエルフ/Arbor Elf
4 : 絡み根の霊/Strangleroot Geist
3 : 国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger
3 : ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer
4 : 修復の天使/Restoration Angel
3 : スラーグ牙/Thragtusk
2 : 霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk
その他 (11)
4 : セレズニアの魔除け/Selesnya Charm
3 : 集団的祝福/Collective Blessing
4 : 情け知らずのガラク/Garruk Relentless
サイドボード (15)
2 : トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt
1 : 天啓の光/Ray of Revelation
1 : 安らかなる眠り/Rest in Peace
4 : 悪鬼の狩人/Fiend Hunter
2 : 押し潰す蔦/Crushing Vines
2 : ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart
2 : 原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter
1 : 絹鎖の蜘蛛/Silklash Spider
http://www.happymtg.com/decks/view/D038889
一方、高速「荘厳な大天使」型は軽くて打点の高いクリーチャーと銀刃の聖騎士の二段攻撃、怨恨のトランプル、荘厳な大天使の多重賛美などの強化手段を組み合わせてとにかく相手のライフを削りきることを重視したタイプ。
以下サンプル。
土地 (24)
6 : 平地/Plains
9 : 森/Forest
4 : 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
4 : 寺院の庭/Temple Garden
1 : 魂の洞窟/Cavern of Souls
クリーチャー (24)
4 : アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim
2 : スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben
4 : 銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin
4 : ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter
4 : 荘厳な大天使/Sublime Archangel
2 : 修復の天使/Restoration Angel
4 : ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart
その他 (12)
4 : セレズニアの魔除け/Selesnya Charm
4 : 議事会の招集/Call of the Conclave
4 : 怨恨/Rancor
サイドボード (15)
2 : 信仰の盾/Faith’s Shield
2 : ドライアドの闘士/Dryad Militant
2 : 天啓の光/Ray of Revelation
2 : スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben
1 : 安らかなる眠り/Rest in Peace
2 : 悪鬼の狩人/Fiend Hunter
2 : 忘却の輪/Oblivion Ring
2 : 原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter
http://www.happymtg.com/decks/view/D038400
他にもクリーチャータイプを人間に統一した緑白人間や終末・遥か見・大軍のワーム等が入ったビッグマナなどもあるけど、主流はこの2タイプではないだろうか。
環境初期は高速型が主流だったものの、コントロールが増えたことと集団的祝福が発見されてからは中速型が取って代わり高速型は下火になりつつある。
高速型は4~5ターンで20点ダメージを叩き込むように設計されているので、火力の無いビートダウンならば打点で圧倒できる。
しかしインスタントの火力や除去を撃たれると大きくテンポが削がれ、全体除去を撃たれるとリカバーが難しく、コントロールや火力の入ったデッキには分が悪い。
そこで序盤の打点を重視せず、単体除去を連打されても息切れしにくく全体除去後のリカバーがしやすく、さらにライフゲインにより本体火力も相殺できる中速型が登場した。
以前のエントリーにも書いたけど、二つのタイプの有利不利をまとめると以下の通り。
≪中速型≫
-おそらく有利-
トラフトゴー(青白・青白t赤)
ミッドレンジ(青白・青白t赤)
青白コン(青白・バント)
ラクドス・赤単
-たぶん五分以下-
青白人間
ジャンド
緑白高速型
リアニメイト
≪高速型≫
-きっと有利-
緑白中速型
青白人間
リアニメイト
-もしかすると五分以下-
トラフトゴー
ミッドレンジ
青白コン(青白・バントコン)
ラクドス・赤単
ジャンド
この通り、相性がガラッと変わる。
最近のメタでは中速型が勝ち組で高速型はかなり厳しい状況にあるけど、高速型には中速型と、にわかに流行りつつあるリアニメイトを食えるという利点がある。あともはや考察とかいうレベルの話じゃないけど、高速型の方が好きだ。う~ん悩ましい。
それだったらいいとこどりしちゃえばいいじゃない!
土地 (24)
7 : 森/Forest
5 : 平地/Plains
2 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
2 : 魂の洞窟/Cavern of Souls
4 : 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
4 : 寺院の庭/Temple Garden
クリーチャー (22)
4 : 東屋のエルフ/Arbor Elf
4 : アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim
4 : ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter
4 : 銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin
1 : 国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger
3 : 修復の天使/Restoration Angel
2 : 鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons
その他 (14)
4 : 怨恨/Rancor
4 : セレズニアの魔除け/Selesnya Charm
3 : 忘却の輪/Oblivion Ring
2 : 集団的祝福/Collective Blessing
1 : 情け知らずのガラク/Garruk Relentless
サイドボード (15)
2 : 剛胆な勇士/Intrepid Hero
3 : ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger
3 : ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer
1 : 修復の天使/Restoration Angel
3 : 荘厳な大天使/Sublime Archangel
3 : スラーグ牙/Thragtusk
メインは高速型をベース集団的祝福・修復の天使・鷺群れのシガルダを加えたニュートラルな形を取り、サイド後はケンタウルスの癒し手・スラーグ牙といったCIPクリーチャーを入れて中速型にシフトしたり、荘厳な天使を入れて高速型に寄せたりと相手に応じてデッキをチェンジできる。
というのが、高速型と中速型を使ってそれぞれ苦手なデッキにボコられて出した結論。
緑白とかリアニが多そうな大会だったら、サイドの荘厳とメインの修復を入れ替えちゃえばいいだけ。
メタに合わせたカード選択とか苦手で、しかもデッキは緑白じゃなきゃヤダ!っていうわがままな僕みたいな人、というか僕におススメ。
そりゃそうだわ、自分のために作ったデッキだし。
コメント
実戦の負けは多いけど、練習の感じだと微有利ぐらいだと思う。
でも下手プレイヤーが回しても微有利までは持ってけないだろうからあくまで五分以下。あくまで乗り手は自分が基準。
あと、天使、スラーグ辺りからのガヴォニーでも簡単にゲームが終わるのでセレズニアビートはきつい...
高速型は除去さえ引ければなんとでもなる印象です。
やっぱ祝福効きますよね。貼ってしまえば東屋ですら脅威。
>クロポテくん
ジャンドも環境初期から比べると随分変わってきた印象。メインから徹底的にビート対策されるとどうしようもないけど、そういうのは今後はもう流行らないかな?
集団的祝福かー。俺が戻ったときに手に入るかなー。
中速型はリアニメイトもメインはお互い先行有利なので
そこまで不利ではないですよ
結局集団的祝福が出るとサイズで押せなくなってしまいますので。
ということで、明確に不利ではなく「五分以下」としてあります。
ちょこっと混ぜたタイプのものを使ってます。
柔軟に戦えるのでどちらかに特化するより良い手応えがありますね。
というかシナジーなくても修復強いっていうw
荘厳天は他に殴れるクリーチャーがいないときに出しても大抵ターン返ってくるまでに死んでますけど、修復天はそういう隙がないところがいいですよね。