BM火曜モダンと対トロン考察
2015年6月19日 レポモダンはひたすら練習と調整あるのみ!鍛え上げればどんなデッキにもワンチャンある!!
ということで、久々にBM火曜モダンに行ってきた。レシピは前日記の通り。
一回戦 ドレッジ
ゲーム開始前にシャッフルしながら
相手「いやーこのデッキほんとローグなんでね!」
バ「いやいやーウチもローグさでは負けてないっすよー」
という茶番を演じる。
G1:相手2マナストップで墓所這い2体と復讐蔦で殴る、こちらマナフラッドでタルモ1体で必死に止める。そのうち相手が3枚目の土地を引いて回りだして負け。
G2:ヴェンディリでロッテスのトロールを抜いて墓トロールディスカードを阻止して動きを鈍らせ、さらに修復の天使でヴェンディリを再利用して安全確認しながら殴り勝つ。
G3:相手がダブマリで動きが芳しくなく、クリーチャーの物量で押し勝つ。
2-1
二回戦 緑赤トロン
G1:こちらダブマリ、サーチ打たれまくって4ターン目にウギンが着地して終了。
G2:呪文貫き、ヴェンディリオン、呪文貫き、探検の地図に自然の要求と、とにかく相手のサーチをつぶしまくってトロンが揃わないようにしてあとワンパンまで追い詰めるが、ライブラリートップから足りなかった魔力炉が降ってきてウギン着地。
0-2
三回戦 親和
G1:後手ワンマリからフェッチ1枚と教主、タルモと復活の声がいたので土地引けなくても教主が生きれば十分動けると判断してキープ。しかし相手の先手1ターン目が0マナカード連打モードだったので、仕方なく教主を出さずに呪文嵌めを構えてGo。案の定出てきそうになった電結の荒廃者を打ち消すものの、次のターン土地を引けずに教主をプレイするのみ。結局追加の土地を引けたのは3ターン目でこの間のテンポロスが響き、相手が荒廃者と頭蓋囲いを追加してきて負ける。
G2:今度は教主スタートから2枚目の土地をちゃんと置けたので、さらに教主タルモと全力展開。相手は例によってバババっと並べてきたので、大霊堂のスカージに流刑への道を撃ち、エルズペスでタルモを飛ばしてダメージレースを仕掛ける。相手が頭蓋囲いを出してきて、ペスを一撃+本体に大ダメージとなるアタックをしてきたところでハーキルの召還術。ここで大きくテンポを得て、ペスの飛行付与で殴り続けて勝ち。
G3:相手さん、トリマリ。
2-1
トータル2-1。
なんだかマリガンで決まったゲームが多かった気がするけど、まあ順当なところか。
しかしトロンが辛い辛い。最近トロンが結果出して増えてきているようなので、トロン対策を真剣に考えてみよう。
まずはサイドボードの見直し。ハーキルの召還術は親和相手に効果絶大だけど、対親和専用カード。親和とはマッチ単位で勝率5割を超えているので、これを抜いて親和とトロンに兼用できる2枚目の石のような静寂を入れる。
石のような静寂はトロンによく効くカードで、これ1枚で探検の地図、忘却石、彩色の星、彩色の宝球をシャットアウトできる。彩色シリーズを止めることで色マナが得られなくなるので、二次的に古きものの活性や森の占術、紅蓮地獄を止められる可能性もある。
アップデート版のレシピ。
土地 (22)
2 : 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 : 寺院の庭/Temple Garden
2 : 繁殖池/Breeding Pool
2 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
2 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
1 : 秘教の門/Mystic Gate
1 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
1 : 平地/Plains
2 : 島/Island
1 : 森/Forest
クリーチャー (24)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
2 : 極楽鳥/Birds of Paradise
4 : タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 : 復活の声/Voice of Resurgence
2 : クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
3 : 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
3 : 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 : 修復の天使/Restoration Angel
その他 (14)
4 : 流刑への道/Path to Exile
3 : 手練/Sleight of Hand
3 : 呪文嵌め/Spell Snare
2 : 謎めいた命令/Cryptic Command
1 : 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
1 : ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
サイドボード (15)
3 : コーの火歩き/Kor Firewalker
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
2 : 静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
1 : 自然の要求/Nature’s Claim
2 : 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
2 : 石のような静寂/Stony Silence
このレシピで、メインとサイドの戦い方を改めて検討してみよう。
メインデッキでの1戦目、自分も相手もデッキがわからない前提なので普通にキープする。相手がトロンとわかったら、とにかく全力展開する!ここで最悪なのが1ターン目貴族の教主2ターン目聖トラフトの霊という展開を紅蓮地獄で流されることだが、逆に流されなければ必勝パターン。初戦で相手が紅蓮地獄を求めてマリガンすることはないだろうし、撃たれる裏目のリスクより撃たれないリターンのほうがでかい。ただし呪文嵌めがあるなら、タップアウトしてトラフトを出さずに他の2マナ以下のクリーチャーを出しつつ構えた方が良い場合が多い。
スムーズに3ターン目にトロンを揃えられても、実はまだ勝てる可能性は十分ある。ここで出てくる定番はカーンかワームとぐろエンジン。ワームとぐろは一番対処が簡単で、流刑への道でこちら被害ゼロ。無くても複数アタックして1体がブロックされてからクァーサルの群れ魔道士を起動してワームを破壊すれば、トークンが2体残るがライフを得させることはない。カーンはこちらのパーマネント1つを追放してくるが、聖トラフトの霊に触ることができない。そうでなくても出たターンに対処できるのは初戦1つなので、教主タルモタルモなどで十分な打点が作れていれば1体を処理させても攻撃を継続してくる。最近はマイアの戦闘球なんてのが取られてるが、実は7マナではこれが一番厄介かも。流刑への道を撃ってもワームと違ってトークンが4体も残るのでかなり時間を稼がれる。
問題は4ターン目以降に8マナ以上出るようになったとき。ウギンだけはどーしてもどーにもならないです。ウギンが着地して負ける確率は95%。残り5%はライフを3以下まで削っていて、ウギンが出たターンの終わりに修復の天使を出して勝つパターン。幸い4ターン目はこちらも謎めいた命令が使えるようになるターンなので、手札にあるのならば絶対に構えたい。
こうして見てみると、メインボードで勝つためにはとにかく手札を使い切るくらい展開せねばならず、よって一度でもマリガンすると勝率がぐっと落ちる。対するトロン側はビッグスペル1枚撃てれば勝てるので、ワンマリくらいなら悠々とできてしまうし、ダブマリでもトロン3枚と重スペル2枚で圧勝できてしまう。トロンとの相性差はこの点につきる。
サイドボーディング。
メインでは相手のトロンが揃う前提で動かねばならなかったが、サイド後はトロンを揃える作業に妨害を挟める。トロン発動の予備動作となる軽いスペルや置物をとにかく縛ることを考える。
IN(8)
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
1 : 自然の要求/Nature’s Claim
2 : 石のような静寂/Stony Silence
OUT
3: 台所の嫌がらせ屋
1: 流刑への道
3: 呪文嵌め
1: ギデオン・ジュラ
それぞれのカードの役割は・・・
ヴェンディリオン三人衆:3マナ瞬速パワー3とトロン戦では1マナ軽い修復の天使。状況に応じてビッグスペル、サーチ、除去など抜くものを選べるのでいつ引いても強い。ただし、選択肢が多いので能力の使い方が難しい。
仕組まれた爆薬:あまり強いサイドではないが、相手のマナが無い隙をついてX=1で出して即爆破するのが主な用途。地図との1対1交換でも十分有効。ワームやマイアの戦闘球から出てきたトークンの処理にも使える。
呪文貫き:呪文嵌めよりかなり広範囲に撃てる。石のような静寂で置物を止めることができれば、トロンを素引きで揃えられたときのカーンやウギンへのケアに温存できる。
自然の要求:これもあまり強くないが、マナが寝た隙に地図を破壊するのが主な用途。忘却石、ワームを割る仕事もできる。デメリットの4点ライフが大きいので、今は撃つべきときなのか十分考える必要がある。
石のような静寂:ヴェンディリとならび対トロンのキーカードに据えている。初手にあれば最高、なるべく早いターンに出してトロンを探すのを阻止する。トロンが揃った後に引いてくるとほとんど紙切れと化すのが弱点。
サイド後の戦い。トロン側の予想されるサイドボーディングは、天使ケアの引き裂く流弾、追加の紅蓮地獄、置物ケアの自然の要求(3戦目に追加されるか)、ダメージレースを阻止すべくスラーグ牙、などであろう。この中で真に辛いのは紅蓮地獄で、他はメインボードと比べると大した脅威とはならないので、サイド後の相性はメインよりは良くなるだろう。あまり考えられないが、万一忌むべき者のかがり火まで入れてヒステリックに全体火力を連打してくるようになったら、台所の嫌がらせ屋に代えてトラフトをアウトしよう。
初手の組み合わせとして理想的なのは土地+マナクリーチャー計4枚(土地0を除く)、サイドボードの中から1~2枚、高打点のタルモorトラフト、だろう。初動マナクリーチャーは必須で、2ターン目にヴェンディリオン・トラフトか、タルモ+1マナで貫きか要求を構え、3ターン目には4マナカードないし1~3マナカードの2アクションが取れるようになっていればいいだろう。
サイド後もクリーチャーの枚数は減らさないので打点は落ちないが、全力展開ではなく適度にクロックを用意しつつ妨害スペルで相手をスピードダウンさせるバランス感覚が求められる。クロックを優先しすぎて妨害をおろそかにすれば最速4tウギンで全部台無しになることも十分ありえるし、逆に妨害を構えつづけてクロックが足りなければ、無為にゲームが長引き素引きでトロンが揃ってしまう可能性が高くなる。サイドインしたカードはヴェンディリを除きどれも賞味期限が短いのも難しいところ。理屈はわかっているが実際に上手く立ち回るには何度もやってみるしかないので、練習あるのみ。
ということで本多先生、スカイプよろしくおなしゃす!
ということで、久々にBM火曜モダンに行ってきた。レシピは前日記の通り。
一回戦 ドレッジ
ゲーム開始前にシャッフルしながら
相手「いやーこのデッキほんとローグなんでね!」
バ「いやいやーウチもローグさでは負けてないっすよー」
という茶番を演じる。
G1:相手2マナストップで墓所這い2体と復讐蔦で殴る、こちらマナフラッドでタルモ1体で必死に止める。そのうち相手が3枚目の土地を引いて回りだして負け。
G2:ヴェンディリでロッテスのトロールを抜いて墓トロールディスカードを阻止して動きを鈍らせ、さらに修復の天使でヴェンディリを再利用して安全確認しながら殴り勝つ。
G3:相手がダブマリで動きが芳しくなく、クリーチャーの物量で押し勝つ。
2-1
二回戦 緑赤トロン
G1:こちらダブマリ、サーチ打たれまくって4ターン目にウギンが着地して終了。
G2:呪文貫き、ヴェンディリオン、呪文貫き、探検の地図に自然の要求と、とにかく相手のサーチをつぶしまくってトロンが揃わないようにしてあとワンパンまで追い詰めるが、ライブラリートップから足りなかった魔力炉が降ってきてウギン着地。
0-2
三回戦 親和
G1:後手ワンマリからフェッチ1枚と教主、タルモと復活の声がいたので土地引けなくても教主が生きれば十分動けると判断してキープ。しかし相手の先手1ターン目が0マナカード連打モードだったので、仕方なく教主を出さずに呪文嵌めを構えてGo。案の定出てきそうになった電結の荒廃者を打ち消すものの、次のターン土地を引けずに教主をプレイするのみ。結局追加の土地を引けたのは3ターン目でこの間のテンポロスが響き、相手が荒廃者と頭蓋囲いを追加してきて負ける。
G2:今度は教主スタートから2枚目の土地をちゃんと置けたので、さらに教主タルモと全力展開。相手は例によってバババっと並べてきたので、大霊堂のスカージに流刑への道を撃ち、エルズペスでタルモを飛ばしてダメージレースを仕掛ける。相手が頭蓋囲いを出してきて、ペスを一撃+本体に大ダメージとなるアタックをしてきたところでハーキルの召還術。ここで大きくテンポを得て、ペスの飛行付与で殴り続けて勝ち。
G3:相手さん、トリマリ。
2-1
トータル2-1。
なんだかマリガンで決まったゲームが多かった気がするけど、まあ順当なところか。
しかしトロンが辛い辛い。最近トロンが結果出して増えてきているようなので、トロン対策を真剣に考えてみよう。
まずはサイドボードの見直し。ハーキルの召還術は親和相手に効果絶大だけど、対親和専用カード。親和とはマッチ単位で勝率5割を超えているので、これを抜いて親和とトロンに兼用できる2枚目の石のような静寂を入れる。
石のような静寂はトロンによく効くカードで、これ1枚で探検の地図、忘却石、彩色の星、彩色の宝球をシャットアウトできる。彩色シリーズを止めることで色マナが得られなくなるので、二次的に古きものの活性や森の占術、紅蓮地獄を止められる可能性もある。
アップデート版のレシピ。
土地 (22)
2 : 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 : 寺院の庭/Temple Garden
2 : 繁殖池/Breeding Pool
2 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
2 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
1 : 秘教の門/Mystic Gate
1 : 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 : 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 : ガヴォニーの居住区/Gavony Township
1 : 平地/Plains
2 : 島/Island
1 : 森/Forest
クリーチャー (24)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
2 : 極楽鳥/Birds of Paradise
4 : タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 : 復活の声/Voice of Resurgence
2 : クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
3 : 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
3 : 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 : 修復の天使/Restoration Angel
その他 (14)
4 : 流刑への道/Path to Exile
3 : 手練/Sleight of Hand
3 : 呪文嵌め/Spell Snare
2 : 謎めいた命令/Cryptic Command
1 : 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
1 : ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
サイドボード (15)
3 : コーの火歩き/Kor Firewalker
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
2 : 静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
1 : 自然の要求/Nature’s Claim
2 : 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
2 : 石のような静寂/Stony Silence
このレシピで、メインとサイドの戦い方を改めて検討してみよう。
メインデッキでの1戦目、自分も相手もデッキがわからない前提なので普通にキープする。相手がトロンとわかったら、とにかく全力展開する!ここで最悪なのが1ターン目貴族の教主2ターン目聖トラフトの霊という展開を紅蓮地獄で流されることだが、逆に流されなければ必勝パターン。初戦で相手が紅蓮地獄を求めてマリガンすることはないだろうし、撃たれる裏目のリスクより撃たれないリターンのほうがでかい。ただし呪文嵌めがあるなら、タップアウトしてトラフトを出さずに他の2マナ以下のクリーチャーを出しつつ構えた方が良い場合が多い。
スムーズに3ターン目にトロンを揃えられても、実はまだ勝てる可能性は十分ある。ここで出てくる定番はカーンかワームとぐろエンジン。ワームとぐろは一番対処が簡単で、流刑への道でこちら被害ゼロ。無くても複数アタックして1体がブロックされてからクァーサルの群れ魔道士を起動してワームを破壊すれば、トークンが2体残るがライフを得させることはない。カーンはこちらのパーマネント1つを追放してくるが、聖トラフトの霊に触ることができない。そうでなくても出たターンに対処できるのは初戦1つなので、教主タルモタルモなどで十分な打点が作れていれば1体を処理させても攻撃を継続してくる。最近はマイアの戦闘球なんてのが取られてるが、実は7マナではこれが一番厄介かも。流刑への道を撃ってもワームと違ってトークンが4体も残るのでかなり時間を稼がれる。
問題は4ターン目以降に8マナ以上出るようになったとき。ウギンだけはどーしてもどーにもならないです。ウギンが着地して負ける確率は95%。残り5%はライフを3以下まで削っていて、ウギンが出たターンの終わりに修復の天使を出して勝つパターン。幸い4ターン目はこちらも謎めいた命令が使えるようになるターンなので、手札にあるのならば絶対に構えたい。
こうして見てみると、メインボードで勝つためにはとにかく手札を使い切るくらい展開せねばならず、よって一度でもマリガンすると勝率がぐっと落ちる。対するトロン側はビッグスペル1枚撃てれば勝てるので、ワンマリくらいなら悠々とできてしまうし、ダブマリでもトロン3枚と重スペル2枚で圧勝できてしまう。トロンとの相性差はこの点につきる。
サイドボーディング。
メインでは相手のトロンが揃う前提で動かねばならなかったが、サイド後はトロンを揃える作業に妨害を挟める。トロン発動の予備動作となる軽いスペルや置物をとにかく縛ることを考える。
IN(8)
2 : ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
1 : 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 : 呪文貫き/Spell Pierce
1 : 自然の要求/Nature’s Claim
2 : 石のような静寂/Stony Silence
OUT
3: 台所の嫌がらせ屋
1: 流刑への道
3: 呪文嵌め
1: ギデオン・ジュラ
それぞれのカードの役割は・・・
ヴェンディリオン三人衆:3マナ瞬速パワー3とトロン戦では1マナ軽い修復の天使。状況に応じてビッグスペル、サーチ、除去など抜くものを選べるのでいつ引いても強い。ただし、選択肢が多いので能力の使い方が難しい。
仕組まれた爆薬:あまり強いサイドではないが、相手のマナが無い隙をついてX=1で出して即爆破するのが主な用途。地図との1対1交換でも十分有効。ワームやマイアの戦闘球から出てきたトークンの処理にも使える。
呪文貫き:呪文嵌めよりかなり広範囲に撃てる。石のような静寂で置物を止めることができれば、トロンを素引きで揃えられたときのカーンやウギンへのケアに温存できる。
自然の要求:これもあまり強くないが、マナが寝た隙に地図を破壊するのが主な用途。忘却石、ワームを割る仕事もできる。デメリットの4点ライフが大きいので、今は撃つべきときなのか十分考える必要がある。
石のような静寂:ヴェンディリとならび対トロンのキーカードに据えている。初手にあれば最高、なるべく早いターンに出してトロンを探すのを阻止する。トロンが揃った後に引いてくるとほとんど紙切れと化すのが弱点。
サイド後の戦い。トロン側の予想されるサイドボーディングは、天使ケアの引き裂く流弾、追加の紅蓮地獄、置物ケアの自然の要求(3戦目に追加されるか)、ダメージレースを阻止すべくスラーグ牙、などであろう。この中で真に辛いのは紅蓮地獄で、他はメインボードと比べると大した脅威とはならないので、サイド後の相性はメインよりは良くなるだろう。あまり考えられないが、万一忌むべき者のかがり火まで入れてヒステリックに全体火力を連打してくるようになったら、台所の嫌がらせ屋に代えてトラフトをアウトしよう。
初手の組み合わせとして理想的なのは土地+マナクリーチャー計4枚(土地0を除く)、サイドボードの中から1~2枚、高打点のタルモorトラフト、だろう。初動マナクリーチャーは必須で、2ターン目にヴェンディリオン・トラフトか、タルモ+1マナで貫きか要求を構え、3ターン目には4マナカードないし1~3マナカードの2アクションが取れるようになっていればいいだろう。
サイド後もクリーチャーの枚数は減らさないので打点は落ちないが、全力展開ではなく適度にクロックを用意しつつ妨害スペルで相手をスピードダウンさせるバランス感覚が求められる。クロックを優先しすぎて妨害をおろそかにすれば最速4tウギンで全部台無しになることも十分ありえるし、逆に妨害を構えつづけてクロックが足りなければ、無為にゲームが長引き素引きでトロンが揃ってしまう可能性が高くなる。サイドインしたカードはヴェンディリを除きどれも賞味期限が短いのも難しいところ。理屈はわかっているが実際に上手く立ち回るには何度もやってみるしかないので、練習あるのみ。
ということで本多先生、スカイプよろしくおなしゃす!
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