ばんさんぽ(無人島編)
ばんさんぽ(無人島編)
ばんさんぽ(無人島編)
日曜日はさんぽ部の活動で、和歌山県の友が島に行ってまいりました。
家のPCが不調でGoogle+に写真をアップできないので、とりあえず直張りできる3枚だけ。
島の解説は前回エントリ参照。

加太港は案の定人がごったがえしていて、船は積み残しこそ出なかったものの満員電車のような混雑っぷりだった。駅から港までの道もわかりにくかったので、時間に余裕をもっておいて大正解。
砲台中心の西側(一般コース)か原野の東側(変態コース)のどちらにするか当日まで決めかねていたので、行きの船内で部員Aに問うたところ、少し悩んで「じゃあ変態コースで!」という回答だったので原野に突入決定w

沖ノ島(友が島の一番大きな島)の船着場に着くと、浜で泳いだり芝生でくつろいでいる人もいるが、船を降りてすぐ右の方、つまり西側へ人が流れていく。左へ行く人はほとんどいない、さすが変態コース!
最終便に遅れると帰れなくなってしまうので、まず一番遠い虎島まで行って、帰り道に残り時間を見ながら深蛇池や第四砲台を周ることに。
虎島へと続く道の入り口は、まず急な階段。さらに山道に出るとそこからしばらく登り、以降は下ったり上ったりの繰り返し。沖ノ島の最高点は標高120mなので、0m地点からそこを超えると考えれば山登りになるのも納得。島にきたつもりが、すっかりハイキングに。
道は山の斜面を切り崩して作ったと思われる古い山道で、ところどころに崩れかけた石垣があったりする。

途中、見晴らしのいいところにテーブルとベンチを見つけたので、崖からの絶景を眺めつつ部員Aの用意した昼食を堪能。やはりハイキングといえば手弁当に限りますな。
そんなこんなで、昼食時間30分を除けば正味1時間強で沖ノ島の西端、虎島と接する場所に到着。かつて島と島を繋いでいた軍道は完全に崩壊し、海に飲み込まれて岩場の一部になっている。



部長も部員Aもへとへとになっていたので、ここで休憩。ビーチサンダルを用意していたので、服が濡れない程度に海に浸かってみる。これが砂浜ならよかったんだけど、漬物石くらいの岩がごろごろ転がる岩場で、波打ち際の濡れた岩はツルツル滑って結構危ない。しかも100均で買ったちゃちいビーチサンダルだったため、鼻緒がすぐ取れる!・・・次来るときは、しっかりしたブーツ型の脱げないやつを用意してこよう。
岩場には大量のフナ虫が生息していて、部員Aはキャーキャーびびりまくっていたけど、部長(湘南ボーイ)は慣れっこ。むしろ、フナ虫の群れに突っ込んで行ってわさわさわさーっと退けていくのが楽しい楽しいw一方そのころ、部員Aは潮溜まりに取り残されたミズクラゲを棒でつついて遊んでいたのであった。

一しきり磯遊びで満喫し、残り時間が微妙になってきたので虎島には渡らずに引き返す。途中道すがらにリスを発見!鎌倉なんかにもよくいる台湾リスなのでリスのくせにデカい。図体のわりに動きが早く、残念ながらカメラを構える暇はなかった。しばらく戻ると、深蛇池に続く分岐路に到着。急な斜面を下っていくと、池の生態系について解説するたて看板を発見。入り口付近は森の中で鬱そうとしていて池というより沼という感じ、黒マナいっぱい出せそう。葦が大量に生えていて、水面は全く見えない。しばらく池のふちを進むと森が開けてくる。すると池の中の小島に続く道があり、渡ってみると大理石の台座があり古びた卒塔婆(そとば=お墓によくある細長い木の板)とさい銭が大量にお供えしてある。さらに葦の中に経文らしき文字の彫られた石柱が見える。ここもまた、虎島と同じく修験者の聖地なんだろうなぁ。明るいところで水面をよく見ると、水が茶色い。公衆トイレでも茶色い水が流れたので(決して○○コの色ではない)、沖ノ島の湧き水には色素が混ざっているんだろう。先ほど海水で濡れた足が乾いて塩が浮いてきたので、池の茶色い真水で足を洗う。ぬるい。

ここで引き返してもよかったけど、さらに300m先に「蒲浦海岸」があると案内板に書いてあったので行ってみる。再び薄暗い森の中を進むと、突然視界が開けて海岸線が広がる。辺鄙すぎるので自分らの他に歩いてきた人はおらず、太平洋側で波が荒いからか近くに釣り船やジェットスキーをする人もいない。本当に人っ子一人おらず、まさにプライベートビーチ!少し残念なのが、海岸線に大量のゴミが漂着していたこと。せっかくの絶景を損ねてもったいない気もしたけど、致し方なし。ちょうど芝生のようなところがあったので、しばしくつろぎつつ大自然のプライベートな空間を満喫する。

引き返して本道に戻り、船着場に戻る最中に第四砲台への分岐路を発見するが、坂道の勾配が半端無い。部長的にはなんとかいけそうだったけど、部員Aの体力が限界だったのであえなく断念。そのまま船着場まで直行。自販機で買ったキンキンに冷えたコーラがめちゃめちゃ美味い!!!これは180円出す価値ありましたわ。帰りの便まで時間があったので芝生でお昼寝でもしようかなー思ったところ、ベンチに座る人はいれで芝生に腰掛ける人は誰もいない。不思議に思い芝生をよく見ると、ほぼ全面に鹿の糞が!!!これは確かに、座れないよなぁ・・・。しかし用意周到な部長はこんなこともあろうかとピクニックシートを持参していたのだ!裏面がウ○○まみれになるのも構わずシートを広げ、しばしまどろむ。少し日が落ちてきて、海風が涼しくて気持ちいいです。シートごしに背中に無数のボコボコした物体が当たるのを感じるけど、気にしない気にしない。

そんなこんなで船が到着。先頭に並んでいたつもりが、前の便で積み残しがあったようで整理券を持った人から先に通されてちょっとがっかり。座席はなんとか確保できたので、帰りはゆったり座ってしばしの船旅。部員Aは爆睡。ちなみに帰りの電車でも、難波につくまでひたすら爆睡する部員Aなのであった・・・。

というわけで、大自然を満喫していい写真も撮れて、充実した活動となりました。が、一点気がついたことが。
旧日本軍の砲台が目玉なはずだったのに・・・ 砲台一つも行ってないや、あはは!
----TEST----

https://plus.google.com/photos/109879352945144701427/albums/6181722433655429617
まあ、また行けばいいのさ。

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