今日は8月3日、ジェイス・石鍛冶禁止のXデーから一ヵ月と2日ほど経過しました。
石鍛冶にはバントアグロの時代からちょいちょいお世話になったので個人的にはちょっと寂しかったけど、その後はWotCの狙い通り多種多様なデッキが環境に存在できるようになり、結果としては良かったんじゃないかな。
メタゲームを分析するには普通はグランプリ、プロツアー、国別選手権などプレミアイベントの上位デッキや、PWC、五竜杯等の大手草の根大会の上位デッキ、Decks of the weekにあるMO大会の上位デッキを参照する。
けど今のようにメタが混沌として流動的なときは、時期、地域、競技レベルの差により大きな偏りが出てくるため、なかなかこれという結論を得辛い。
そんなときは自分自身の最近のマッチを参照すれば、身近な環境で勝つために参考にできるデータが得られるんじゃないかな、と考えてみた。
さらに集計期間に同じデッキを使い続けていれば、各アーキタイプごとの勝率も見えてくるよね。
さて、ご存知の通りバノヒトは7/1の禁止施行以来、このデッキを使い続けている。
サイドボードは毎回変更してるけど、メインボードは56~7枚が固定パーツ、ほとんど変えずに使っている。
んで、上に書いたとおりに7月以降のアーキタイプごとの公式戦での対戦成績をまとめてみた。
ちなみに7月に参加したスタンダードの大会は、PWC1回、GCC3回。
【Beat down】
Tempered Steel 2-1
Ally 1-1
Boros 1-0
Mono Red 3-0
Kuldotha Red 0-1
GW Infect 1-0
【Control】
Tezzeret 0-1
UB Con. 1-0
Big Red 1-0
UW Con. 0-1
Caw-go 1-0
GB Con. 0-1
【Combo】
Eldrazi Ramp 2-1
Valakut 3-0
Splinter Twin 1-1
WIN 68%
惜しい!あと一歩で勝率7割!
それはさておき。
たった4回大会に出ただけで15ものアーキタイプに遭遇するとは!ちょっと前では考えられないバリエーションの豊富さ。
しかもローグは案外少なく、どれも何かしらの大きな大会で実績がある、Tire1~Tire2(2.5)くらいまでのデッキがほとんど。
(もちろん皆さん各々趣向を凝らしており、アーキタイプはメジャーながらも面白い構成のデッキはいくつもある)
さて、種々雑多なものを眺めて「結論:バリエーション豊かである」で終わってしまっては何の意味もないので、もう少し細部をクローズアップしていこう。
25戦して15種類ものデッキと当たっているけど、その中でも当たった回数が多いデッキをチェックしていこう。
Tempered Steel 2-1
Mono Red 3-0
Eldrazi Ramp 2-1
Valakut 3-0
このあたりが3回当たっているデッキ。
うん、統計期間が1ヵ月と長めなせいか、最新のメタゲームと比較するとちょっと古い印象かな。
ちなみに赤単だけは全部同じ日(7月初めのPWC)で当たっているので、今はこんなに多くは見かけない。
ヴァラクートは4回以上当たっていてもおかしくなさそうだけど、最近何故かめっきり減ってしまった。
ヴァラクート勢にはもう少し頑張って欲しいね。
次に負け越しているデッキを見てみよう。
Kuldotha Red 0-1
Tezzeret 0-1
UW Con. 0-1
GB Con. 0-1
どれとも一戦しかしていないし、記憶では事故負けした試合も含まれている。
(けど、事故負け事故負けとは言うものの、実際に1マッチで2ゲームを事故で落とすってあまりないよね。
大抵1ゲームは本当に事故ったけど、もう1ゲームは普通に回って負けてることがほとんどじゃないかな。
普通に負けたゲームと事故って負けたゲームがあれば、事故った方が印象強いし、運が悪かったことにした方が気持ちが癒えるしね。
もし本当に事故で2ゲーム落とすことが多いんなら、デッキのマナ基盤に問題があるかマリガン基準が厳しすぎるor緩すぎるんじゃないかな。
でもあんまりドライに考えすぎると楽しくなくなっちゃうから、そこら辺の兼ね合いが難しいよね。)
っていう蛇足はさておき。まーコントロールに弱いこと弱いこと。生物対策をガン詰みされちゃうと、メインはどうしても落としがちになっちゃう。
サイド後は一時双子と同盟者が怖すぎてスロット割きすぎて対コントロール枠がおろそかになってたから、落としがちだったのは自業自得ではある。
この間も書いたけど、スラーンくらいは取っておかないと、一度不利になるとマウント取られっぱなしになっちゃうね。
さてさて、注目すべき点はこんなところかな。
今週末は(多分)PWCに行くからそこまで参考にはできないけど、次のゲームデーのためにはそれなりに使えるんじゃないかな。
ここに挙げたデッキをターゲットに調整をしなきゃいけないんだけど、メインのフリースロットが3枚+サイドボードが15枚。75枚中たった18枚のカードの入れ替えだけでこんなに多くのデッキに勝てるようにしなくちゃいけないんだから、正直骨が折れるね。
快刀乱麻を断つサイドボードを作るよう知恵を絞る、というのも楽しみの一つではあるけどね。
石鍛冶にはバントアグロの時代からちょいちょいお世話になったので個人的にはちょっと寂しかったけど、その後はWotCの狙い通り多種多様なデッキが環境に存在できるようになり、結果としては良かったんじゃないかな。
メタゲームを分析するには普通はグランプリ、プロツアー、国別選手権などプレミアイベントの上位デッキや、PWC、五竜杯等の大手草の根大会の上位デッキ、Decks of the weekにあるMO大会の上位デッキを参照する。
けど今のようにメタが混沌として流動的なときは、時期、地域、競技レベルの差により大きな偏りが出てくるため、なかなかこれという結論を得辛い。
そんなときは自分自身の最近のマッチを参照すれば、身近な環境で勝つために参考にできるデータが得られるんじゃないかな、と考えてみた。
さらに集計期間に同じデッキを使い続けていれば、各アーキタイプごとの勝率も見えてくるよね。
さて、ご存知の通りバノヒトは7/1の禁止施行以来、このデッキを使い続けている。
デッキ名:ベヒーモス
土地 (24)
4 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
4 : 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
4 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
10 : 森/Forest
2 : 平地/Plains
クリーチャー (26)
4 : 極楽鳥/Birds of Paradise
4 : ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 : 巣の侵略者/Nest Invader
2 : 刃の接合者/Blade Splicer
4 : 皮背のベイロス/Leatherback Baloth
4 : 刃砦の英雄/Hero of Bladehold
4 : 復讐蔦/Vengevine
その他 (10)
3 : 未達への旅/Journey to Nowhere
1 : 忘却の輪/Oblivion Ring
4 : 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
2 : エルドラージの碑/Eldrazi Monument
サイドボード (15)
4 : 倦怠の宝珠/Torpor Orb
3 : 沈黙/Silence
2 : 天界の粛清/Celestial Purge
2 : 帰化/Naturalize
2 : 忍び寄る腐食/Creeping Corrosion
2 : ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
サイドボードは毎回変更してるけど、メインボードは56~7枚が固定パーツ、ほとんど変えずに使っている。
んで、上に書いたとおりに7月以降のアーキタイプごとの公式戦での対戦成績をまとめてみた。
ちなみに7月に参加したスタンダードの大会は、PWC1回、GCC3回。
【Beat down】
Tempered Steel 2-1
Ally 1-1
Boros 1-0
Mono Red 3-0
Kuldotha Red 0-1
GW Infect 1-0
【Control】
Tezzeret 0-1
UB Con. 1-0
Big Red 1-0
UW Con. 0-1
Caw-go 1-0
GB Con. 0-1
【Combo】
Eldrazi Ramp 2-1
Valakut 3-0
Splinter Twin 1-1
WIN 68%
惜しい!あと一歩で勝率7割!
それはさておき。
たった4回大会に出ただけで15ものアーキタイプに遭遇するとは!ちょっと前では考えられないバリエーションの豊富さ。
しかもローグは案外少なく、どれも何かしらの大きな大会で実績がある、Tire1~Tire2(2.5)くらいまでのデッキがほとんど。
(もちろん皆さん各々趣向を凝らしており、アーキタイプはメジャーながらも面白い構成のデッキはいくつもある)
さて、種々雑多なものを眺めて「結論:バリエーション豊かである」で終わってしまっては何の意味もないので、もう少し細部をクローズアップしていこう。
25戦して15種類ものデッキと当たっているけど、その中でも当たった回数が多いデッキをチェックしていこう。
Tempered Steel 2-1
Mono Red 3-0
Eldrazi Ramp 2-1
Valakut 3-0
このあたりが3回当たっているデッキ。
うん、統計期間が1ヵ月と長めなせいか、最新のメタゲームと比較するとちょっと古い印象かな。
ちなみに赤単だけは全部同じ日(7月初めのPWC)で当たっているので、今はこんなに多くは見かけない。
ヴァラクートは4回以上当たっていてもおかしくなさそうだけど、最近何故かめっきり減ってしまった。
ヴァラクート勢にはもう少し頑張って欲しいね。
次に負け越しているデッキを見てみよう。
Kuldotha Red 0-1
Tezzeret 0-1
UW Con. 0-1
GB Con. 0-1
どれとも一戦しかしていないし、記憶では事故負けした試合も含まれている。
(けど、事故負け事故負けとは言うものの、実際に1マッチで2ゲームを事故で落とすってあまりないよね。
大抵1ゲームは本当に事故ったけど、もう1ゲームは普通に回って負けてることがほとんどじゃないかな。
普通に負けたゲームと事故って負けたゲームがあれば、事故った方が印象強いし、運が悪かったことにした方が気持ちが癒えるしね。
もし本当に事故で2ゲーム落とすことが多いんなら、デッキのマナ基盤に問題があるかマリガン基準が厳しすぎるor緩すぎるんじゃないかな。
でもあんまりドライに考えすぎると楽しくなくなっちゃうから、そこら辺の兼ね合いが難しいよね。)
っていう蛇足はさておき。まーコントロールに弱いこと弱いこと。生物対策をガン詰みされちゃうと、メインはどうしても落としがちになっちゃう。
サイド後は一時双子と同盟者が怖すぎてスロット割きすぎて対コントロール枠がおろそかになってたから、落としがちだったのは自業自得ではある。
この間も書いたけど、スラーンくらいは取っておかないと、一度不利になるとマウント取られっぱなしになっちゃうね。
さてさて、注目すべき点はこんなところかな。
今週末は(多分)PWCに行くからそこまで参考にはできないけど、次のゲームデーのためにはそれなりに使えるんじゃないかな。
ここに挙げたデッキをターゲットに調整をしなきゃいけないんだけど、メインのフリースロットが3枚+サイドボードが15枚。75枚中たった18枚のカードの入れ替えだけでこんなに多くのデッキに勝てるようにしなくちゃいけないんだから、正直骨が折れるね。
快刀乱麻を断つサイドボードを作るよう知恵を絞る、というのも楽しみの一つではあるけどね。